1級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)
問4 (午前 イ 問4)
問題文
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問題
1級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年) 問4(午前 イ 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- 圧密沈下の限界値は、独立基礎のほうがべた基礎に比べて大きい。
- 直接基礎の滑動抵抗は、基礎底面の摩擦抵抗が主体となるが、基礎の根入れを深くすることで基礎側面の受動土圧も考慮できる。
- 直接基礎の地盤の許容応力度は、基礎荷重面の底面積が同じであっても、その底面形状が正方形の場合と長方形の場合とでは異なる値となる。
- 基礎梁の剛性を高くすることにより、不同沈下が均等化される。
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この過去問の解説 (2件)
01
基礎構造とは、上部構造からの荷重を地盤に伝える構造の総称です。
誤です。べた基礎とは建築物の直下全面の鉄筋コンクリートにした基礎で、独立基礎のほうがべた基礎より、圧密沈下の限界値が小さいです。
正です。基礎の値入を深くすることで、基礎側面の受動土圧も期待できるようになります。
正です。所定の計算式を使用する基礎の形状係数も、同じ面積でも基礎底面の形によって異なります。
正です。剛性を高くすることで、荷重の分配が行われるためです。
基礎の種類ごとの形状・特徴を理解しておきましょう。
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02
基礎構造に関する知識を問う問題です。
誤です。べた基礎は建物と基礎が一体となっているので、圧密沈下の許容値(限界値)が独立基礎よりも大きくなっています。
正です。根入れを深くすることで、活動抵抗が増すと考えてよいとされています。
正です。地盤の許容応力度の計算の際に使用する極限鉛直支持力は、基礎の計上係数を用いるため、形状が変わると異なる計算結果となります。
正です。基礎梁の剛性を高くすることで、沈下の平均化につながります。
基礎の種類、形状、特徴などを関連付けて覚えるようにしましょう。特に独立基礎とべた基礎の比較、基礎底面の形状による許容応力度の値の問題は頻出となります。
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