1級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)
問20 (午前 ハ 問5)

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問題

1級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年) 問20(午前 ハ 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

工事費における共通費に関する記述として、「公共建築工事共通費積算基準(国土交通省制定)」上、誤っているものはどれか。
  • 現場事務所、小屋に要する費用は、共通仮設費に含まれる。
  • 共通的な工事用機械器具(測量機器、揚重機械器具、雑機械器具)に要する費用は、共通仮設費に含まれる。
  • 消火設備等の施設の設置、隣接物等の養生に要する費用は、現場管理費に含まれる。
  • 火災保険、工事保険の保険料は、現場管理費に含まれる。

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この過去問の解説 (2件)

01

工事費は現場管理費と一般管理費・共通仮設費に分類されます。

選択肢1. 現場事務所、小屋に要する費用は、共通仮設費に含まれる。

正です。土地の調査測量・調査、休憩所が含まれます。

選択肢2. 共通的な工事用機械器具(測量機器、揚重機械器具、雑機械器具)に要する費用は、共通仮設費に含まれる。

正です。現場の補助器具は共通仮設費に含まれます。

選択肢3. 消火設備等の施設の設置、隣接物等の養生に要する費用は、現場管理費に含まれる。

誤です。消火設備等の施設の設置、隣接物等の養生に要する費用は、共通仮設費に含まれます。

選択肢4. 火災保険、工事保険の保険料は、現場管理費に含まれる。

正です。火災保険や工事保険などに加えて作業服等も含まれます。

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02

工事費の中の分類の問題です。

選択肢1. 現場事務所、小屋に要する費用は、共通仮設費に含まれる。

正です。共通仮設費とは、複数の種目に対して必要な仮設費になります。

選択肢2. 共通的な工事用機械器具(測量機器、揚重機械器具、雑機械器具)に要する費用は、共通仮設費に含まれる。

正です。単独の工種に必要な費用は直接工事費となりますが、選択肢の場合は共通仮設費となります。

選択肢3. 消火設備等の施設の設置、隣接物等の養生に要する費用は、現場管理費に含まれる。

誤です。選択肢の費用は、共通仮設費の範囲となります。

選択肢4. 火災保険、工事保険の保険料は、現場管理費に含まれる。

正です。選択肢の保険料は、現場管理費に含まれます。

まとめ

この分野では、複数の工種に必要なものなのか、また現場管理費になるものの区分を押さえておきましょう。

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