1級建築施工管理技士の過去問
令和6年(2024年)
午前 ニ 問7

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和6年(2024年) 午前 ニ 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートの養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
ただし、計画供用期間の級は標準とする。
  • 早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートの湿潤養生の期間は、普通ポルトランドセメントを用いた場合と同じである。
  • 連続的に散水を行って水分を供給する方法による湿潤養生は、コンクリートの凝結が終了した後に行う。
  • 打込み後のコンクリートが透水性の低いせき板で保護されている場合は、湿潤養生と考えてもよい。
  • マスコンクリートは、内部温度が上昇している期間は、コンクリート表面部の温度が急激に低下しないように養生を行う。

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この過去問の解説 (1件)

01

コンクリートの湿潤養生とは、コンクリートの凝結後に、散水や噴霧を行い、継続的に水分を供給する方法です。

選択肢1. 早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートの湿潤養生の期間は、普通ポルトランドセメントを用いた場合と同じである。

誤です。早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートの湿潤養生の期間は、普通ポルトランドセメントの湿潤養生機関よりも短くなります。

選択肢2. 連続的に散水を行って水分を供給する方法による湿潤養生は、コンクリートの凝結が終了した後に行う。

正です。打ち込み後のコンクリート面が露出している部分には、湿潤養生を行う必要があります。

選択肢3. 打込み後のコンクリートが透水性の低いせき板で保護されている場合は、湿潤養生と考えてもよい。

正です。透水性の低いせき板で保護されている場合、湿潤養生と同じ効果があります。

選択肢4. マスコンクリートは、内部温度が上昇している期間は、コンクリート表面部の温度が急激に低下しないように養生を行う。

正です。マスコンクリートとは、大塊上に施工される体積の大きいコンクリートのことで、ひび割れを防ぐため、養生時にコンクリート内外の温度差が大きくならないようにする必要があります。

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