1級建築施工管理技士の過去問
令和6年(2024年)
午後 イ 問6

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和6年(2024年) 午後 イ 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

酸素欠乏危険作業に労働者を従事させるときの事業者の責務に関する記述として、「酸素欠乏症等防止規則」上、誤っているものはどれか。
  • 酸素欠乏危険場所で空気中の酸素の濃度測定を行ったときは、その記録を3年間保存しなければならない。
  • 酸素欠乏危険場所では、原則として、空気中の酸素の濃度を15%以上に保つように換気しなければならない。
  • 酸素欠乏危険作業については、所定の技能講習を修了した者のうちから、酸素欠乏危険作業主任者を選任しなければならない。
  • 酸素欠乏危険作業に就かせる労働者に対して、酸素欠乏危険作業に係る特別の教育を行わなければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

解説は下記の通りです。

選択肢1. 酸素欠乏危険場所で空気中の酸素の濃度測定を行ったときは、その記録を3年間保存しなければならない。

正です。酸素欠乏危険場所では空気中の酸素の濃度測定を6か月に1回行わなければならず、その記録は3年間保管しなければなりません。

選択肢2. 酸素欠乏危険場所では、原則として、空気中の酸素の濃度を15%以上に保つように換気しなければならない。

誤です。酸素欠乏危険場所で労働者を従事させる場合、酸素濃度を18%以上に保たなければなりません。

選択肢3. 酸素欠乏危険作業については、所定の技能講習を修了した者のうちから、酸素欠乏危険作業主任者を選任しなければならない。

正です。酸素欠乏危険作業については、所定の技能講習を修了した者のうちから、酸素欠乏危険作業主任者を選任しなければなりません。

選択肢4. 酸素欠乏危険作業に就かせる労働者に対して、酸素欠乏危険作業に係る特別の教育を行わなければならない。

正です。酸素欠乏危険作業に就かせる労働者に対して、酸素欠乏危険作業に係る特別の教育を行わなければなりません。

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02

酸素欠乏危険作業に労働者を従事させるときの事業者の責務に関する記述問題について、解説します。

選択肢1. 酸素欠乏危険場所で空気中の酸素の濃度測定を行ったときは、その記録を3年間保存しなければならない。

酸素欠乏危険場所で空気中の酸素の濃度測定を行ったときは、その記録を3年間保存します。よってこの記述は適当です。

選択肢2. 酸素欠乏危険場所では、原則として、空気中の酸素の濃度を15%以上に保つように換気しなければならない。

酸素欠乏危険場所では、原則として、空気中の酸素の濃度を18%以上に保つように換気しなければならなりません。よってこの記述は不適当です。

選択肢3. 酸素欠乏危険作業については、所定の技能講習を修了した者のうちから、酸素欠乏危険作業主任者を選任しなければならない。

酸素欠乏危険作業については、所定の技能講習を修了した者のうちから、酸素欠乏危険作業主任者を選任し、作業します。よってこの記述は適当です。

選択肢4. 酸素欠乏危険作業に就かせる労働者に対して、酸素欠乏危険作業に係る特別の教育を行わなければならない。

酸素欠乏危険作業は、労働者に対して、酸素欠乏危険作業に係る特別の教育をおこなっことが義務となります。よってこの記述は適当です。

まとめ

酸素欠乏症等防止規則の内容を理解しておきましょう。

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