1級建築施工管理技士の過去問
令和6年(2024年)
午後 ロ 問1

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和6年(2024年) 午後 ロ 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋のガス圧接に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
ただし、鉄筋はSD345とする。
  • 径の異なる鉄筋のガス圧接部のふくらみの直径は、細いほうの径の1.4倍以上とする。
  • 圧接継手において鉄筋の長さ方向の縮み量は、1か所当たり鉄筋径の1.0〜1.5倍を見込む。
  • 尚一径の鉄筋の圧接部における鉄筋中心軸の偏心量は、鉄筋径の1/5以下とする。
  • 圧接端面は平滑に仕上げ、ばり等を除去するため、その周辺を軽く面取りを行う。
  • 鉄筋の圧接部の加熱は、圧接端面が密着するまでは中性炎で行い、その後は還元炎で行う。

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この過去問の解説 (1件)

01

鉄筋のガス圧接に関する記述問題について解説します。

選択肢1. 径の異なる鉄筋のガス圧接部のふくらみの直径は、細いほうの径の1.4倍以上とする。

適当です。

選択肢2. 圧接継手において鉄筋の長さ方向の縮み量は、1か所当たり鉄筋径の1.0〜1.5倍を見込む。

適当です。

選択肢3. 尚一径の鉄筋の圧接部における鉄筋中心軸の偏心量は、鉄筋径の1/5以下とする。

適当です。

選択肢4. 圧接端面は平滑に仕上げ、ばり等を除去するため、その周辺を軽く面取りを行う。

適当です。

選択肢5. 鉄筋の圧接部の加熱は、圧接端面が密着するまでは中性炎で行い、その後は還元炎で行う。

鉄筋の圧接部の加熱は、圧接端面が密着するまでは還元炎(アセチレン過剰炎)で行い、その後、火力の高い中性炎(標準炎)で行います。よってこの記述は不適当です。

まとめ

鉄筋の圧接について、正しい圧接後後の形状、寸法を理解し、継ぎ手位置計画や入熱方法を覚えましょう。

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