2級建築施工管理技士 過去問
平成29年(2017年)後期
問35 (ユニットD 問35)

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問題

2級建築施工管理技士試験 平成29年(2017年)後期 問35(ユニットD 問35) (訂正依頼・報告はこちら)

統括安全衛生責任者を選任すべき特定元方事業者が、労働災害を防止するために行わなければならない事項として、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
  • 作業場所を巡視すること。
  • 協議組織の設置及び運営を行うこと。
  • 安全衛生責任者を選任すること。
  • 作業間の連絡及び調整を行うこと。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3

3.元方事業者は『統括安全衛生責任者』を選任し、関係請負事業者は『安全衛生責任者』を選任し、その旨を報告しなくてはなりません。

1.2.4は労働災害防止のために元方が行わなければならない事項であります。

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02

正解は3です。

安全衛生責任者は下請け業者が選任します。

1.設問の通りです。

  作業場所を巡視し、安全であるか確認します。

2.設問の通りです。

  労働災害防止の為の組織を作り、運営します。

  

3.特定元方事業者は統括安全衛生責任者を選任します。

4.設問の通りです。

  連絡調整を行う事により、組織全体で労働災害を防止します。

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03

この問題では統括安全衛生責任者を選任する特定元方事業者の義務と、関係請負人の義務を正区別できるかを問われています。

選択肢1. 作業場所を巡視すること。

特定元方事業者(元請)は、毎作業日に少なくとも1回、作業場所を巡視して安全状態を確認する義務があります。

 

よって正しい記述となります。

選択肢2. 協議組織の設置及び運営を行うこと。

元請と下請が参加する協議組織を設置・運営し、情報共有と調整を行う義務があります。

 

よって正しい記述となります。

選択肢3. 安全衛生責任者を選任すること。

安全衛生責任者は「関係請負人(下請)」が選任するもので、特定元方事業者が選任するものではありません。

特定元方事業者は「統括安全衛生責任者」を選任します。

 

よって誤った記述となります。

選択肢4. 作業間の連絡及び調整を行うこと。

複数の業者が混在する現場で、作業の重複や干渉を防ぐため、作業間の連絡・調整を行う義務があります。

 

よって正しい記述となります。

まとめ

「統括安全衛生責任者=元請」、「安全衛生責任者=下請」という役割分担を覚えましょう。

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