2級建築施工管理技士 過去問
平成29年(2017年)後期
問43 (ユニットE 問43)

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問題

2級建築施工管理技士試験 平成29年(2017年)後期 問43(ユニットE 問43) (訂正依頼・報告はこちら)

支柱にパイプサポートを使用した型枠支保工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 支柱を継ぐときの本数は、2本までとした。
  • 支柱の継手は、差込み継手とした。
  • 上下階の支柱は、できるだけ平面上の同一位置になるように設置した。
  • 軽量型支保梁を受ける梁型枠の支柱は、梁型枠下の中央に1列で設置した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1.支柱の継手は3本未満です。

2.例文の通りです。

3.例文の通りです。

4.軽量支保ばりは、中間の下弦材等を支柱で支えるような方法による補強を行わないものとします。

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02

正解は4です。

軽量型支保梁は専用の横架材を梁や壁型枠に掛け渡して、その間の支柱を

少なくしたり、なくしたりすることで通路や作業場等を設ける為に使用する

工法です。

1.設問の通りです。

  3本以上継ぐ事は出来ません。2本までは正解です。 

2.設問の通りです。

  差し込むことで、上下の支柱がずれないので、安全です。

3.設問の通りです。

  構造物は骨組みが上から下まで通っている方が強くなります。

4.支柱をなくす為の工法なので、中央に1列で設置する必要はないです。

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03

この問題では型枠支保工におけるパイプサポートの使用基準を理解しているか問われています。

特に支柱の継ぎ方や配置方法の、安全性に直結する内容です。

選択肢1. 支柱を継ぐときの本数は、2本までとした。

パイプサポートは長く継ぎすぎると座屈や倒壊の危険があるため、通常は2本までに制限されています。

 

よって正しい記述となります。

選択肢2. 支柱の継手は、差込み継手とした。

差込み継手は強度が確保され、施工も容易であるため、一般的に採用されます。

 

よって正しい記述となります。

選択肢3. 上下階の支柱は、できるだけ平面上の同一位置になるように設置した。

支柱が上下階でずれていると荷重が偏って不安定になり、倒壊の危険があるため、一直線に設置します。

 

よって正しい記述となります。

選択肢4. 軽量型支保梁を受ける梁型枠の支柱は、梁型枠下の中央に1列で設置した。

支柱を1列中央だけに配置するとバランスが悪く、荷重を十分に支えられません。

梁の両側に並べて設置し、安定して荷重を分散させる必要があります。

 

よって誤った記述となります。

まとめ

「支柱の継ぎ方(2本まで)」、「上下階の通り芯を合わせる」、「荷重を分散する支柱配置」はよく出題される問題です。

支保工の安全性を確保する支柱配置を理解しましょう。

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