2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
7 問78

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 7 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

建設機械に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • タイヤローラは、鉄などを用いたバラストの付加重量やタイヤの空気圧を変えることにより、接地圧を調節できる。
  • バックホウでダンプトラックに土砂を積み込む場合、ダンプトラックの運転席の上を旋回せず、荷台の後方から旋回する。
  • バックホウによる足元の掘削は、法肩崩壊時の危険回避のため、クローラ横向き掘削で行う。
  • 振動ローラは、振動数などを変えることにより、材料の性状に応じた締固めができる。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は【3】です。

1.タイヤローラーは、大型のゴムタイヤを前後に配する締め固め用機械です。
鉄などを用いたバラストの付加重量やタイヤの空気圧を変えることで、接地圧を調整することができ、広範囲の土質に対応することができます。

2.バックホウでダンプトラックに土砂を積み込む場合、ダンプトラックの運転席の上を旋回すると土砂が崩落する危険性があるため、荷台の後方から旋回するようにします。

3.バックホウで足元の掘削を行う場合、クローラは横向きよりも縦向きの方が安定して掘削を行うことができます。
法肩崩壊時の危険回避のためには、クローラを縦向きとして掘削を行います。

4.振動ローラーは、振動機によって振動を発生させる機械です。
振動数を変えることで、地盤材料の性状に応じた締め固めを行うことが可能となります。

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02

1.◯ タイヤローラは、鉄などのバラストの付加重量やタイヤの空気圧を変え、接地圧を調節できる。

2.◯ バックホウでダンプトラックに土砂を積み込む場合は、バックホウはダンプトラックの運転席上空では安全のために旋回させてはならない。

3.✕ バックホウによる足元の掘削は、法肩崩壊時の危険回避のため、クローラ縦向き掘削で行う。

4.◯ 振動ローラは、材料の性状に応じた締固めを行うため、振動数などを調整することができる。

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