2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)前期
3 問30

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)前期 3 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

塗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 強溶剤系の塗料をローラーブラシ塗りとするため、モヘアのローラーブラシを用いた。
  • 木部のクリヤラッカー塗りの下塗りに、ウッドシーラーを用いた。
  • スプレーガンは、塗面に平行に運行し、1行ごとに吹付け幅が1/3ずつ重なるようにした。
  • 鉄鋼面の合成樹脂調合ペイントの上塗りの塗付け量は、0.08kg/m2とした。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は1です。

強溶剤系の塗料は自然素材のものを溶かしてしまうため、合成繊維のものを採用します。
モヘアのローラーブラシは水性の塗料に用います。

2.木部のクリヤラッカー塗りの下塗りには、ウッドシーラーを用います。

3.スプレーガンは、塗面に平行に運行し、1行ごとに吹付け幅が1/3ずつ重なるように吹付けます。
また、一回目と二回目の吹付け方向は互いに直交するようにして、むらが出来ないよう仕上げます。

4.鉄鋼面の合成樹脂調合ペイントの上塗りの塗付け量は、0.08kg/m2とし、中塗りは0.09kg/m2とします。

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02

1.× 強溶剤系塗料とは、シンナーを多く使用している塗料です。
乾きが早く、塗っているそばからどんどん乾きます。
ローラーで塗ると、塗りむらが出やすいです。
モヘアは山羊やアンゴラの毛を主原料としていて、強溶剤系塗料とは馴染みません。

2.〇 木部のクリアラッカー仕上げには下塗りにウッドシーラー、中塗りにサンジングシーラーを用います。

3.〇 スプレーガンは、塗面に平行に、50~100cm程度離して使用します。

4○ 鉄鋼面の合成樹脂調合ペイント上塗りは、塗り付け量0.08kg/㎡です。中塗は2回とも0.09kg/㎡です。

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