2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
3 問32

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 3 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

内装改修工事における既存床仕上げ材の除去に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
ただし、除去する資材は、アスベストを含まないものとする。
  • コンクリート下地の合成樹脂塗床材は、ブラスト機械を用いてコンクリート表面とともに削り取った。
  • モルタル下地面に残ったビニル床タイルの接着剤は、ディスクサンダーを用いて除去した。
  • モルタル下地の磁器質床タイルの張替え部は、はつりのみを用いて手作業で存置部分と縁切りをした。
  • 根太張り工法の単層フローリングボードは、丸のこを用いて適切な寸法に切断し、根太下地を損傷しないように除去した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1.問題文の通りです。合成樹脂塗床材(塗り床)は、ブラスト機械を用いてコンクリート表面ごと削り取ります

2.問題文の通りです。ビニル床タイルの接着剤は、ディスクサンダーを用いて除去します。

3.モルタル下地の磁器質床タイルの張替え部は、ダイヤモンドカッターを用いて縁切りを行います。

4.問題文の通りです。根太張り工法の単層フローリングボードは、根太の上に直接フローリングが置かれています。このフローリングを除去する際に、根太を傷つけないようにして作業を行います

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02

〇 1.問題文の通りで良い。

〇 2.問題文の通りで良い。

✕ 3.縁切りは、コンクリーカッター等を用いて行う。はつりのみを使う手作業では行はない。

〇 4.問題文の通りで良い。

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03

内装改修工事に関する問題です。

床の仕上げ材には木質から土間コンクリートやタイルなど多岐にわたる種類があるため総合的な問題です。

選択肢1. コンクリート下地の合成樹脂塗床材は、ブラスト機械を用いてコンクリート表面とともに削り取った。

ブラスト機械とは研磨剤を高圧、高速で吹き付け、削り取る機械です。

設問の通り、コンクリート下地の合成樹脂塗床材は、ブラスト機械を用いてコンクリート表面とともに削ります。

選択肢2. モルタル下地面に残ったビニル床タイルの接着剤は、ディスクサンダーを用いて除去した。

ディスクサンダーとはサンドペーパーを高速で動かし、削り取る機械です。

設問の通り、モルタル下地面に残ったビニル床タイルの接着剤は、ディスクサンダーを用いて除去します。

選択肢3. モルタル下地の磁器質床タイルの張替え部は、はつりのみを用いて手作業で存置部分と縁切りをした。

モルタルやコンクリ―ト下地の際には、ディスク状の刃を高速回転させて切り目を入れるコンクリ―トカッターなどを用います。

縁切りなどにも有効な道具なため、はつりのみでは行いません。

選択肢4. 根太張り工法の単層フローリングボードは、丸のこを用いて適切な寸法に切断し、根太下地を損傷しないように除去した。

木質のフローリングボードなどは、電動丸のこぎりなどで切断して除去します。

その際に床下地を傷つけないように注意します。

まとめ

この問題では主に工具の種類でしたが、幅広い問題が出題される項目なので解く練習をしましょう。

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