2級建築施工管理技士の過去問
令和3年（2021年）前期
6 問49

特定建設資材とは、

コンクリート（プレキャスト板等を含む）、アスファルト・コンクリート、木材のことを言います。

特定建設資材廃棄物に該当するものは１です。

特定建設資材廃棄物とは解体工事などで排出された資材のうち、再資源化のできるコンクリートや、コンクリートおよび鉄からなる建設資材、木材などをいいます。

１．場所打ちコンクリート杭工事の杭頭処理に伴って生じたコンクリート塊は特定建設資材廃棄物となります。

２．住宅の屋根の葺替え工事に伴って生じた粘土瓦は土なので、特定建設資材廃棄物に該当しません。

３．基礎工事の掘削に伴って生じた土砂は土なので、特定建設資材廃棄物に該当しません。

４．鋼製建具の取替えに伴って生じた金属くずは、特定建設資材廃棄物に該当しません。

1 .場所打ちコンクリート杭工事の杭頭処理に伴って生じたコンクリート塊

　杭頭処理にて発生したコンクリートは、特定建設資材に該当します。

2 .住宅の屋根の葺替え工事に伴って生じた粘土瓦

　粘土瓦の原材料は、土の為特定建設資材には該当しません。　

3 .基礎工事の掘削に伴って生じた土砂

　掘削に伴い発生した土砂は、土の為、特定建設資材には該当しません。

4 .鋼製建具の取替えに伴って生じた金属くず

　金属くずは、特定建設資材には該当しません。