2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
1 問4

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

柱や柱梁接合部に関する各数値(主筋量や帯筋比等)は覚えておきましょう。

選択肢1. 大梁は、曲げ破壊よりもせん断破壊を先行するように設計する。

誤りです。

大梁は、原則として曲げ降伏がせん断破壊より先行するよう設計し、建物の靭性を確保するようにします。

選択肢2. 柱は、軸方向の圧縮力、曲げモーメント及びせん断力に耐えられるように設計する。

柱の破壊は建物の倒壊に繋がります。

柱の設計では、圧縮力・曲げモーメント及びせん断力に耐えられるように設計します。

選択肢3. 床スラブの厚さは、8cm以上で設計する。

設問の通りです。

選択肢4. 耐力壁の厚さは、12cm以上で設計する。

設問の通りです。

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02

この設問は、鉄筋コンクリート構造の構造設計や建築基準法で定められている項目について問われています。

選択肢1. 大梁は、曲げ破壊よりもせん断破壊を先行するように設計する。

設問は誤りです。

大梁などの破壊形式は、せん断破壊(脆性破壊)を生じさせないように、地震エネルギーを吸収できる曲げ破壊を先行するように設計します。

選択肢2. 柱は、軸方向の圧縮力、曲げモーメント及びせん断力に耐えられるように設計する。

設問の通りです。

選択肢3. 床スラブの厚さは、8cm以上で設計する。

設問の通りです。

これは、建築基準法施工令第77条の2第1項で定められています。

選択肢4. 耐力壁の厚さは、12cm以上で設計する。

設問の通りです。

これは、建築基準法施工令第78条の2第1項で定められています。

まとめ

建築基準法について問われている箇所は、法規の分野でも出題される可能性がありますので、しっかり覚えましょう。

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03

鉄筋コンクリート造の構造について知りましょう。

選択肢1. 大梁は、曲げ破壊よりもせん断破壊を先行するように設計する。

間違いです。

曲げ破壊(靭性があり破壊までに時間がかかる事)が先行するように設計します。

柱や梁はせん断破壊(一気に破壊が起きる事)を起こしてはいけません。

選択肢2. 柱は、軸方向の圧縮力、曲げモーメント及びせん断力に耐えられるように設計する。

その通りです。

選択肢3. 床スラブの厚さは、8cm以上で設計する。

その通りです。

選択肢4. 耐力壁の厚さは、12cm以上で設計する。

その通りです。

参考になった数8