2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)後期
1 問11

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)後期 1 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

構造用鋼材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 線膨張係数は、約1.2 ✕ 10−5(1/℃)である。
  • 炭素含有量が多くなると、ねばり強さや伸びが大きくなる。
  • 建築構造用圧延鋼材SN400Bの引張強さの下限値は、400N/mm2である。
  • 鋼のヤング係数は、常温では強度に係わらずほぼ一定である。

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この過去問の解説 (1件)

01

鋼材は重要な建築材料ですのでしっかり特徴をおさえましょう。

選択肢1. 線膨張係数は、約1.2 ✕ 10−5(1/℃)である。

鋼材の線膨張係数は約1.2 ✕ 10−5(1/℃)で、コンクリートと同じです。

選択肢2. 炭素含有量が多くなると、ねばり強さや伸びが大きくなる。

炭素は鋼材の性質に大きく影響を与え、炭素量が多いと材料の硬さが増します。

そのため、炭素含有量が多くなると、粘り強さや伸びが小さくなります。

選択肢3. 建築構造用圧延鋼材SN400Bの引張強さの下限値は、400N/mm2である。

設問の通り、建築構造用圧延鋼材SN400Bの引張強さの下限値は、400N/mm2です。

選択肢4. 鋼のヤング係数は、常温では強度に係わらずほぼ一定である。

ヤング係数とは材料の強度や弾性を表す指標です。

設問の通り、鋼のヤング係数は、常温では強度に係わらずほぼ一定です。

まとめ

鋼材に関する問題は高確率で出題されるため、しっかり準備しましょう。

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