2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)後期
1 問13

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)後期 1 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

日本産業規格(JIS)に規定する建具の性能試験に関する記述として、不適当なものはどれか。
  • 遮音性の性能試験では、音響透過損失を測定する。
  • 気密性の性能試験では、通気量を測定する。
  • 結露防止性の性能試験では、熱貫流率を測定する。
  • 水密性の性能試験では、漏水を測定する。

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この過去問の解説 (1件)

01

サッシや扉などの建具のJISの性能試験に関する問題です。

選択肢1. 遮音性の性能試験では、音響透過損失を測定する。

音響透過損失とは壁や床などの遮音性能を示す値で、建具にも適応されています。

選択肢2. 気密性の性能試験では、通気量を測定する。

気密性とは密閉した室の空気が外に漏れない、または内部に流入しない性質のことをさします。

設問の通り、建具の通気量によって測定します。

選択肢3. 結露防止性の性能試験では、熱貫流率を測定する。

熱貫流率とは内外温度差1℃としたとき、窓ガラス1㎡あたりに対して1時間で通過する熱量をさします。

熱貫流率は断熱性能を測定する際に用い、結露防止性の測定には温度低下率を測定します。

選択肢4. 水密性の性能試験では、漏水を測定する。

水密性とは圧力が加わった状態で密閉した液体が、外部に漏れないまたは内部に流入しない性質です。

漏水にて測定を行います。

まとめ

近年では高気密、高性能サッシが使用されています。

ぜひ覚えておきましょう。

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