2級建築施工管理技士 過去問
令和5年（2023年）後期
問35 (4 問7)

高力ボルトのマーキングは一次締めの後に行います。

設問の通り、マーキングは、ボルト軸からナット、座金及び母材にかけて一直線に行い、本締めの際に活用されます。

設問の通り、マークのずれによって、軸回りの有無を確認できます。

マークのずれによって、本締め完了の確認ができます。

誤った記述です。 

キーワード: マーキングのタイミング、本締め 

説明: マーキングは高力ボルトの取付け後「直ちに」行うのではなく、一次締め完了後に行います。

マーキングの目的は、ボルトの緩みやナットの回転を確認するためです。

正しい記述です。 

キーワード: マーキングの方法、一直線 

説明: マーキングはボルト軸からナット、座金、母材にかけて一直線に行うことで、締付け後にナットが回転したかどうかを視覚的に確認できるようにします。

正しい記述です。 

キーワード: マークのずれ、軸回りの確認 

説明: マーキングは、締付け後にナットに軸回りの動きがあったかどうかを確認するために行います。

マークがずれていれば、締付け後にナットが回転したことを示します。

正しい記述です。 

キーワード: 本締め完了の確認 

説明: 設問の通り、マーキングによって、ボルトが本締めされたかどうかを視覚的に確認することができます。

マーキングがされていれば本締めが完了している証拠となります。