2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)前期
問42 (ユニットF 問5)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)前期 問42(ユニットF 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
- 品質管理とは、施工計画書に基づいて工事のあらゆる段階で問題点や改善方法等を見出しながら、合理的、かつ、経済的に施工を行うことである。
- 管理項目とは、目標の達成を管理するために、評価尺度として選定した項目のことである。
- QCDSとは、計画、実施、点検、処置のサイクルを確実、かつ、継続的に回して、プロセスのレベルアップを図る考え方である。
- 特性要因図とは、結果の特性とそれに影響を及ぼしている要因との関係を、魚の骨のような図に体系的にまとめたものである。
- 工程間検査とは、作業工程の途中段階で、ある工程から次の工程に移ってもよいかどうかを判定するために行うものである。
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この過去問の解説 (3件)
01
品質管理に関する問題です。
正しい記述です。
キーワード: 品質管理、施工計画書、合理的・経済的施工
説明: 品質管理は、施工計画書に基づいて問題点の把握や改善策を講じ、品質を確保しつつ効率的な施工を行う活動です。
正しい記述です。
キーワード: 管理項目、評価尺度、目標達成
説明: 管理項目とは、品質目標などの達成状況を測るための評価基準として選定されるものです。
誤った記述です。
キーワード: QCDS、PDCAサイクル
説明: QCDSは「Quality(品質)」「Cost(原価)」「Delivery(工期)」「Safety(安全)」の略であり、PDCAサイクル(Plan, Do, Check, Action)の説明をとなっているため誤りです。
正しい記述です。
キーワード: 特性要因図、魚の骨、因果関係
説明: 特性要因図は、品質に影響する要因と結果との関係を視覚的に整理するための図です。
正しい記述です。
キーワード: 工程間検査、作業工程、移行判定
説明: 工程間検査は、次工程へ進むために品質確認などを行う検査です。
用語の正確な意味と使われ方の違いについて理解しましょう!
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02
この問題では、品質管理に関する基本用語や考え方を、正しく理解しているか問われています。
品質管理は、施工計画書に基づき、問題点や改善点を明確にしながら合理的・経済的に施工を行います。
よって正しい記述となります。
管理項目とは、品質目標を管理・評価するための指標です。
よって正しい記述となります。
QCDSとは、「品質(Quality)、コスト(Cost)、工期(Delivery)、安全(Safety)」の4つの管理項目です。
この記述は、PDCA の説明です。
よって誤った記述となります。
特性要因図(フィッシュボーンダイアグラム)」は、品質問題の原因を整理するために使われる図で、魚の骨のような形をしています。
よって正しい記述となります。
工程間検査とは、後工程に進む前に品質の確認を行い、次の工程に進んで良いか判断するためのものです。
よって正しい記述となります。
用語の混同に注意しましょう。
QCDSは管理項目、PDCAは実施サイクルを指します。
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03
品質管理について、工事現場ではできがったものの品質が一定の水準を達成するために、その製作工程を管理し、高品質なものを目指します。一つずつ確認していきましょう。
正しい記述です。
「品質管理」とは、品質計画における目標を施工段階で実現するために行う管理の項目、方法等をいいます。
具体的には施工計画書に基づいて工事のあらゆる段階で問題点や改善方法等を見出しながら、合理的、かつ、経済的に施工を行うことである。
正しい記述です。
品質確保に重要なものとして管理項目を選定します。
不適当な記述です。
QCDSとは、製造業などで用いられる指標で、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)、Service(サービス)の頭文字をとったものです。記述はPDCA(ピーディーシーエー)記述で、業務改善や品質向上のために使われる「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)」のサイクルを繰り返し回す考え方です。
正しい記述です。
特性要因図とは、結果の特性とそれに影響を及ぼしている要因との関係を、魚の骨のような図に体系的にまとめたものです。
フィッシュボーンとも呼ばれています。
正しい記述です。
工程間検査とは、作業工程の途中段階で、ある工程から次の工程に移ってもよいかどうかを判定するために行うものです。
主な目的は、不良品が次工程に流れて手戻りを防ぎ、損失を最小限に抑えること、そして不良が発生した工程を特定して改善に繋げるデータ収集を行うことです。
工事現場は各現場ごとに一点物の建築物を作っていくのですが、その1点物が製作過程で品質管理をすることによって
寄り良い建築物となるよう目指します。
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