2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問5 (2 問1)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問5(2 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 全般換気は、室内全体の空気を外気によって希釈しながら入れ替える換気方式である。
  • 必要換気量は、室内の汚染物質の発生量が一定であれば、室の大小によって変化しない。
  • ショートサーキットは、給気口と排気口の距離が近い場合に発生しやすい。
  • 第3種機械換気方式は、給気側にのみ送風機を設け、外気に比べて常に室内を正圧に保つことができる。

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この過去問の解説 (1件)

01

換気に関する問題です!

選択肢1. 全般換気は、室内全体の空気を外気によって希釈しながら入れ替える換気方式である。

正しい記述です。

 

キーワード: 全般換気、希釈換気

説明: 全般換気は室内の汚染空気を外気で希釈しつつ全面的に入れ替える方式です。

選択肢2. 必要換気量は、室内の汚染物質の発生量が一定であれば、室の大小によって変化しない。

正しい記述です。

 

キーワード: 必要換気量、発生量一定

説明: 必要換気量Qは汚染物質の発生量Gと許容濃度Cの比Q=G/Cで求めらます。

   そのため、発生量が一定なら部屋の大きさに関わらず同じ量となります。

   必要換気量の公式を覚えましょう!

選択肢3. ショートサーキットは、給気口と排気口の距離が近い場合に発生しやすい。

正しい記述です。

 

キーワード: ショートサーキット、給気・排気距離

説明: 給気口と排気口が近接すると新鮮空気が十分に拡散せず直ちに排気口へ流出する「ショートサーキット」が起こりやすいです。

   空気の流れをイメージしましょう!

選択肢4. 第3種機械換気方式は、給気側にのみ送風機を設け、外気に比べて常に室内を正圧に保つことができる。

誤った記述です。

 

キーワード: 第3種機械換気方式、負圧

説明: 第3種機械換気方式は排気側にのみファンを設置し、給気は隙間風などの自然給気に依存します。

   その結果、室内は外気に比べて負圧となり、正圧を保つことはできません。

まとめ

換気方式の分類とそれぞれの加圧状態(正圧/負圧)を理解しましょう!

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