2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問18 (ユニットD 問1)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問18(ユニットD 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 粘性土による埋戻しを行うため、余盛りの量を砂質土を用いる場合より多くした。
- 埋戻し土に用いる砂質土は、粒度試験を行い均等係数が小さいものを使用した。
- 入隅等狭い箇所での締固めは、振動コンパクターを使用した。
- 透水性のよい山砂による埋戻しを行うため、水締めで締め固めた。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
土工事の埋戻し及び締固めに関する問題です!
正しい記述です。
キーワード: 粘性土、余盛り、圧密沈下
説明:
粘性土は圧密沈下量が大きいため、沈下後にも計画高を確保するために砂質土の場合より余盛り量を多く取る必要があります。
誤った記述です。
キーワード: 均等係数、粒度分布、コンパクション
説明:
均等係数が小さい砂は粒度分布が狭く、空隙率が大きいため締固め性が悪くなります。
埋戻し用には、粒度が粗密に混ざった砂質土を選定します。
正しい記述です。
キーワード: 狭隘箇所、振動コンパクター
説明:
振動コンパクターは小型でも高い振動力を発揮し、板幅が狭く複雑な形状にも対応できるため、入隅など狭い場所での締固めに使用します。
正しい記述です。
キーワード: 山砂、水締め、透水性
説明:
透水性の高い山砂では、水を供給しながら自然沈下させる水締めが有効です。
土工事に使用される工具や工法について理解しましょう!
参考になった数43
この解説の修正を提案する
02
この問題では土の種類や、性質に応じた埋戻し方法を理解しているか問われています。
粘性土は圧縮性が高く、沈下量が大きくなる傾向があります。
そのため将来的な沈下を見越して、砂質土よりも多めに余盛りします。
よって正しい記述となります。
埋戻し土には、均等係数が大きい砂質土を使用します。
均等係数が小さい砂質土は、隙間が多くなり埋戻し土には向きません。
よって誤った記述となります。
狭い箇所での締固めは、小型で取り回しの良い振動コンパクターが適しています。
よって正しい記述となります。
山砂のような透水性のある土は、水締めによる締固めが有効です。
水を散布して砂の隙間を埋め、密度を高めます。
よって正しい記述となります。
均等係数とは、土の粒の大小のばらつきを示す値です。
均等係数は大きい方が、埋戻しに良いと覚えましょう。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問17)へ
令和6年(2024年)後期 問題一覧
次の問題(問19)へ