2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問38 (6 問1)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問38(6 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

普通コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 水セメント比は、耐久性を確保するためには、小さいほうがよい。
  • 単位水量は、打込み後のブリーディングの増加を抑えるためには、できるだけ少なくする。
  • 単位セメント量は、乾燥収縮によるひび割れを防止するためには、できるだけ少なくする。
  • スランプは、レディーミクストコンクリート工場出荷時における値を指定する。
  • 粗骨材は、ワーカビリティーを向上させるためには、扁平なものよりも球形のものを用いる。

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この過去問の解説 (1件)

01

普通コンクリートの調合に関する問題です!

選択肢1. 水セメント比は、耐久性を確保するためには、小さいほうがよい。

正しい記述です。

 

キーワード: 水セメント比、耐久性

説明: コンクリートの耐久性を高めるためには、水セメント比を小さくします。

選択肢2. 単位水量は、打込み後のブリーディングの増加を抑えるためには、できるだけ少なくする。

正しい記述です。

 

キーワード: 単位水量、ブリーディング

説明: ブリーディングは、コンクリート中の水分が沈下したセメント等の粒子を押し上げる現象です。

単位水量を少なくすると、余剰の自由水が減少し、ブリーディングの発現も抑制されます。

選択肢3. 単位セメント量は、乾燥収縮によるひび割れを防止するためには、できるだけ少なくする。

正しい記述です。

 

キーワード: 単位セメント量、乾燥収縮、ひび割れ

説明: 単位セメント量を減らすと、コンクリート内の水和生成物量が減少し、硬化後の乾燥収縮量も減少します。

選択肢4. スランプは、レディーミクストコンクリート工場出荷時における値を指定する。

誤った記述です。

 

キーワード: スランプ、現場到着時、工場出荷時

説明: 輸送中の撹拌・温度変化・蒸発等で変動しやすいため、現場到着後または打込み直前の値を指定します。

選択肢5. 粗骨材は、ワーカビリティーを向上させるためには、扁平なものよりも球形のものを用いる。

正しい記述です。

 

キーワード: 粗骨材、ワーカビリティー、骨材形状

説明: 骨材が球状に近いほど、粒子同士のすべりがよくなるため、モルタルとの混合状態が改善され、ワーカビリティーが向上します。

まとめ

各用語について理解しましょう!

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