大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問79 (政治・経済(第2問) 問8)
問題文
下線部hに関連して、生徒たちは、次の図と図に関する説明を用いて、各国の物価水準の比率から外国為替レートを理論的に求める購買力平価説を学んだ。この説に基づいて算出される外国為替レート(1ドル= α 円)を基準として考えるとき、20✕✕年〇月△日における実際の外国為替レートの状態を表す記述として正しいものを、後のうちから一つ選べ。
【図に関する説明】
・両国で販売されている「SEIKEIバーガー」はまったく同じ商品であり、それぞれの販売価格は、同一年月日(20✕✕年〇月△日)のもので時差は考えない。
・両国の物価水準は「SEIKEIバーガー」の販売価格でそれぞれ代表される。

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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問79(政治・経済(第2問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
下線部hに関連して、生徒たちは、次の図と図に関する説明を用いて、各国の物価水準の比率から外国為替レートを理論的に求める購買力平価説を学んだ。この説に基づいて算出される外国為替レート(1ドル= α 円)を基準として考えるとき、20✕✕年〇月△日における実際の外国為替レートの状態を表す記述として正しいものを、後のうちから一つ選べ。
【図に関する説明】
・両国で販売されている「SEIKEIバーガー」はまったく同じ商品であり、それぞれの販売価格は、同一年月日(20✕✕年〇月△日)のもので時差は考えない。
・両国の物価水準は「SEIKEIバーガー」の販売価格でそれぞれ代表される。

- 実際の外国為替レートは、1ドル当たり120円の円安ドル高である。
- 実際の外国為替レートは、1ドル当たり120円の円高ドル安である。
- 実際の外国為替レートは、1ドル当たり21円の円安ドル高である。
- 実際の外国為替レートは、1ドル当たり21円の円高ドル安である。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題では購買力平価の考え方を用いて1ドルあたりの円を求めてから、実際の外国為替レートとの差額を求める必要がある。
アメリカにおけるSEIKEIバーガーは5ドルで、日本におけるSEIKEIバーガーは600円であるため、購買力平価の考え方により
600÷5で1ドルあたり120円という計算になります。
そこから、実際の外国為替レートは1ドル99円と記載されている為、実際の外国為替レートは購買力平価によって導いた外国為替レートよりも21円の円高ドル安となります。
不適切
1ドルあたり120円は、購買力平価によって導かれた外国為替レートであり
この値段から実際の外国為替レートとの差額を求める必要があるため不適切になります。
不適切
1ドルあたり120円は、購買力平価によって導かれた外国為替レートであり
この値段から実際の外国為替レートとの差額を求める必要があるため不適切になります。
不適切
1ドル当たり21円までは適切でありますが、
実際の外国為替レートは1ドル99円であり、購買力平価120円より1ドルあたりの値段が21円低いため、円高ドル安になります。
適切
アメリカにおけるSEIKEIバーガーは5ドルで、日本におけるSEIKEIバーガーは600円であるため、購買力平価の考え方により
600÷5で1ドルあたり120円という計算になります。
そこから、実際の外国為替レートは1ドル99円と記載されている為、実際の外国為替レートは購買力平価によって導いた外国為替レートよりも21円の円高ドル安となります。
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