大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問34 (倫理(第1問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問34(倫理(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

高校生A,B,先生が交わした次の会話を読み、後の問いに答えよ。なお、会話と問いのA,B,先生は各々全て同じ人物である。

A:この前、道を歩いていたら、お年寄りが道端にへたり込んでいて、どこか様子が変だったんだよね。声をかけた方がいいのかなって思ったんだけど、迷ってるうちに別の人が声をかけたんだ。
B:まあ、よいことをa 実践しようとしてもなかなか難しいよね。
A:でも、いつもそうなんだ。b 結果はどうあれ、よいと思ったなら行動すべきだって思っているんだけど、その場になると行動できなくて…。
B:確かに、その場面でc やるべきことはやれなかったかもしれないけど、思っただけでも立派だと思うよ。自分のことしか考えていない人もいるのに。
A:うーん。でも、行動できる人とは違うよ。どうして私は行動できなかったのかな…。
B:モヤモヤしてるねえ。あ、倫理の授業が始まるね。そういえば今日は、d と行為についての内容じゃなかったっけ?
先生:おはようございます。今日の授業は「心と行為」というテーマに沿って様々な宗教や思想の資料を読んでいきます。色々な考え方に触れて、自分の身近な事柄についても考えてみましょう。

下線部dに関して、様々な宗教や思想における心やそのあり方についての説明として最も適当なものを、次の回答選択肢のうちから一つ選べ。
  • 仏教では、人間の心の作用は色・受・想・行・識という五つの要素に区分され、その全てが苦であると説かれた。
  • 孔子は、他人に対する心の持ち方として、その心中を忖度(そんたく)し、相手を欺かないという忠が大切であると説いた。
  • イエスを救世主(キリスト)だと信じて教会(教団)を形成したイエスの弟子たちは、既に心の中に神の国が実現したと考え、最後の審判を否定した。
  • ヘレニズム期に懐疑論を唱えた人々(懐疑派)は、あらゆる判断を回避し保留することによって、心の平静を得ようとした。

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