大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問85 (政治・経済(第3問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問85(政治・経済(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒Xと生徒Yは、大学のオープンキャンパスに参加し、模擬授業を受けた。次に示したのは、この模擬授業の概要である。これに関して、後の問いに答えよ。

模擬授業「平和とは何か」
1.平和をめざす思想・制度の発展
啓蒙思想家の平和論と国際連盟規約、不戦条約、国際連合憲章
近代の立憲主義とa 日本国憲法
2.「武力紛争のない状態」としての平和 ――― 「消極的平和」
<現状>b 頻発する武力紛争
<対応>集団安全保障
  c 国連平和維持活動(PKO)と多国籍軍
  軍縮と軍備管理
3.「差別や貧困のない状態」としての平和 ――― 「積極的平和」
(1)差別是正
<現状>解消されない差別
<対応>国内での取組み例:d 国会によるe 立法
      裁判所によるf 違憲審査
  世界での取組み例:国際連合(国連)におけるg 条約の採択
(2)貧困撲滅
<現状>h 拡大する経済的不平等
<対応>国内での取組み例:所得再分配
  世界での取組み例:開発援助

下線部eに関して、生徒Xは、差別解消に関連する立法による対応について調べた。日本における差別の解消に関連する法律についての記述として誤っているものを、次の回答選択肢のうちから一つ選べ。
  • 部落差別が一連の対策によってもなお完全に解消されない中、部落差別解消推進法(部落差別解消法)が制定された。
  • 特定の民族や国籍の人々への差別的言動に対する対策が求められる中、ヘイトスピーチ対策法(ヘイトスピーチ解消法、ヘイトスピーチ規制法)が制定された。
  • アイヌ文化振興法に代わり制定された、アイヌ民族支援法(アイヌ施策推進法)は、法律として初めてアイヌを先住民族と明記したものである。
  • 障害者雇用促進法は、職場における障害者の雇用割合を一定以上にすることを企業には義務づけていないが、国および地方公共団体には義務づけている。

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