大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問10 (数学Ⅰ・数学A(第1問) 問10)
問題文
以下の問題を解答するにあたっては、必要に応じて三角比の表【◆◆◆注意:三角比の表画像へのリンク要◆◆◆】を用いてもよい。
火災時に、ビルの高層階に取り残された人を救出する際、はしご車を使用することがある。
図1のはしご車で考える。はしごの先端をA、はしごの支点をBとする。はしごの角度(はしごと水平面のなす角の大きさ)は75°まで大きくすることができ、はしごの長さABは35mまで伸ばすことができる。また、はしごの支点Bは地面から2mの高さにあるとする。
以下、はしごの長さABは35mに固定して考える。また、はしごは太さを無視して線分とみなし、はしご車は水平な地面上にあるものとする。
(2)図1のはしごは、図2のように、点Cで、ACが鉛直方向になるまで下向きに屈折させることができる。ACの長さは10mである。
図3のように、あるビルにおいて、地面から26mの高さにある位置を点Pとする。
障害物のフェンスや木があるため、はしご車をBQの長さが18mとなる場所にとめる。ここで、点Qは、点Pの真下で、点Bと同じ高さにある位置である。
このとき、はしごの先端Aが点Pに届くかどうかは、障害物の高さや、はしご車と障害物の距離によって決まる。
そこで、このことについて、後の(ⅱ)のように考える。
ただし、はしご車、障害物、ビルは同じ水平な地面上にあり、点A、B、C、P、Qはすべて同一平面上にあるものとする。
(ⅱ)はしご車に最も近い障害物はフェンスで、フェンスの高さは7m以上あり、障害物の中で最も高いものとする。フェンスは地面に垂直で2点B、Qの間にあり、フェンスとBQとの交点から点Bまでの距離は6mである。また、フェンスの厚みは考えないとする。
このとき、次の選択肢のフェンスの高さのうち、図3のように、はしごがフェンスに当たらずに、はしごの先端Aを点Pに一致させることができる最大のものは、( セ )である。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問10(数学Ⅰ・数学A(第1問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
以下の問題を解答するにあたっては、必要に応じて三角比の表【◆◆◆注意:三角比の表画像へのリンク要◆◆◆】を用いてもよい。
火災時に、ビルの高層階に取り残された人を救出する際、はしご車を使用することがある。
図1のはしご車で考える。はしごの先端をA、はしごの支点をBとする。はしごの角度(はしごと水平面のなす角の大きさ)は75°まで大きくすることができ、はしごの長さABは35mまで伸ばすことができる。また、はしごの支点Bは地面から2mの高さにあるとする。
以下、はしごの長さABは35mに固定して考える。また、はしごは太さを無視して線分とみなし、はしご車は水平な地面上にあるものとする。
(2)図1のはしごは、図2のように、点Cで、ACが鉛直方向になるまで下向きに屈折させることができる。ACの長さは10mである。
図3のように、あるビルにおいて、地面から26mの高さにある位置を点Pとする。
障害物のフェンスや木があるため、はしご車をBQの長さが18mとなる場所にとめる。ここで、点Qは、点Pの真下で、点Bと同じ高さにある位置である。
このとき、はしごの先端Aが点Pに届くかどうかは、障害物の高さや、はしご車と障害物の距離によって決まる。
そこで、このことについて、後の(ⅱ)のように考える。
ただし、はしご車、障害物、ビルは同じ水平な地面上にあり、点A、B、C、P、Qはすべて同一平面上にあるものとする。
(ⅱ)はしご車に最も近い障害物はフェンスで、フェンスの高さは7m以上あり、障害物の中で最も高いものとする。フェンスは地面に垂直で2点B、Qの間にあり、フェンスとBQとの交点から点Bまでの距離は6mである。また、フェンスの厚みは考えないとする。
このとき、次の選択肢のフェンスの高さのうち、図3のように、はしごがフェンスに当たらずに、はしごの先端Aを点Pに一致させることができる最大のものは、( セ )である。
- 7m
- 10m
- 13m
- 16m
- 19m
- 22m
- 25m
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説
前の問題(問9)へ
令和4年度(2022年度)追・再試験 問題一覧
次の問題(問11)へ