大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問69 (数学Ⅱ・数学B(第1問) 問8)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問69(数学Ⅱ・数学B(第1問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( タチ )・( ツ )にあてはまる組み合わせとして正しいものを選べ。

座標平面上で、直線3x+2y−39=0をl1とする。また、kを実数とし、直線kx−y−5k+12=0をl2とする。

2直線l1、l2およびx軸によって囲まれた三角形ができるとき、この三角形の周および内部からなる領域をDとする。さらに、rを正の実数とし、不等式x2+y2≦r2の表す領域をEとする。
直線l2が点(−13,0)を通る場合を考える。このとき、k=( コ )/( サ )である。さらに、DがEに含まれるようなrの値の範囲は
r≧( シス )
である。
次に、r=( シス )の場合を考える。このとき、DがEに含まれるようなkの値の範囲は
k≧( セ )/( ソ )またはk<( タチ )/( ツ )
である。
  • タチ:−1  ツ:2
  • タチ:−2  ツ:3
  • タチ:−3  ツ:2
  • タチ:−4  ツ:3

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

前問同様に考えます。

下の図を見てください。(r=13)

上図は直線l2が(13,0)を通っています。

直線l2の式kx-y-5k+12=0に(x,y)=(13,0)を代入すると

このとき、k=-3/2であることが分かります。

直線l2は点(5,12)を軸として、kの値によって直線の傾きが変わります。

 

k=-3/2のとき、半径13の円とちょうど(13,0)で交わります。

もしkの値がk≧-3/2となると、直線の傾きは上図よりも浅くなり、直線l2は円外でx軸との交点をもつことになります。

これでは領域Dが領域Eに含まれているとは言えません。

直線l2が円内でx軸と交点をもつためにはk≦-3/2でなくてはなりません。

 

ここで、一点注意してください。上図には直線は1本しかかかれていませんが、直線l1と直線l2が重なっています。

k=-3/2のとき、直線l1と直線l2がピッタリと重なり、三角形はできません。

正しいkの条件はk<-3/2です。

したがって、k<-3/2(タチ:-3、ツ:2)となります。

 


 

選択肢1. タチ:−1  ツ:2

不正解です。

選択肢2. タチ:−2  ツ:3

不正解です。

選択肢3. タチ:−3  ツ:2

正解です。

選択肢4. タチ:−4  ツ:3

不正解です。

まとめ

前問同様に考えますが、不等号に注意してください。

参考になった数0