大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問63 (数学Ⅱ・数学B(第1問) 問15)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問63(数学Ⅱ・数学B(第1問) 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

〔2〕(1)a>0、a≠1、b>0のとき、logab=xとおくと、( ツ )が成り立つ。

(2)様々な対数の値が有理数か無理数かについて考えよう。

(ⅱ)log23が有理数と無理数のどちらであるかを考えよう。
log23が有理数であると仮定すると、log23>0であるので、二つの自然数p、qを用いてlog23=p/qと表すことができる。このとき、(1)によりlog23=p/qは( ニ )と変形できる。
いま、2は偶数であり3は奇数であるので、( ニ )を満たす自然数p、qは存在しない。
したがって、log23は無理数であることがわかる。

( ニ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
  • p2=3q2
  • q2=p3
  • 2q=3p
  • p3=2q3
  • p2=q3
  • 2p=3q

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この過去問の解説 (1件)

01

(1)の結果より、ax = b

これに代入することで、

2p / q = 3 となります。

これを変形して 2p = 3q です。

選択肢1. p2=3q2

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢2. q2=p3

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢3. 2q=3p

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢4. p3=2q3

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢5. p2=q3

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢6. 2p=3q

この解答は導出の手順・計算結果ともに正しく、論理的に正しいです。

まとめ

基本的な対数の計算について確認しておきましょう。

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