大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問64 (数学Ⅱ・数学B(第1問) 問16)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問64(数学Ⅱ・数学B(第1問) 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

〔2〕(1)a>0、a≠1、b>0のとき、logab=xとおくと、( ツ )が成り立つ。

(2)様々な対数の値が有理数か無理数かについて考えよう。

(ⅱ)log23が有理数と無理数のどちらであるかを考えよう。
log23が有理数であると仮定すると、log23>0であるので、二つの自然数p、qを用いてlog23=p/qと表すことができる。このとき、(1)によりlog23=p/qは( ニ )と変形できる。
いま、2は偶数であり3は奇数であるので、( ニ )を満たす自然数p、qは存在しない。
したがって、log23は無理数であることがわかる。

(ⅲ)a、bを2以上の自然数とするとき、(ⅱ)と同様に考えると、「( ヌ )ならばlogabはつねに無理数である」ことがわかる。

( ヌ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
  • aが偶数
  • bが偶数
  • aが奇数
  • bが奇数
  • aとbがともに偶数、またはaとbがともに奇数
  • aとbのいずれか一方が偶数で、もう一方が奇数

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この過去問の解説 (1件)

01

ap = bq

となりますが、a と b が互いに素なら、この等式は成り立ちません。

片方が偶数でもう一方が奇数の場合、素因数が全く異なり、同じ形 ap = bq は成り立ちません。

選択肢1. aが偶数

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢2. bが偶数

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢3. aが奇数

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢4. bが奇数

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢5. aとbがともに偶数、またはaとbがともに奇数

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢6. aとbのいずれか一方が偶数で、もう一方が奇数

この解答は導出の手順・計算結果ともに正しく、論理的に正しいです。

まとめ

基本的な対数の計算について確認しておきましょう。

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