大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問24 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問1)
問題文
(1)箱の中に[A]、[B]のカードが1枚ずつ全部で2枚入っている場合を考える。
以下では、2以上の自然数nに対し、n回の試行でA、Bがそろっているとは、n回の試行で[A]、[B]のそれぞれが少なくとも1回は取り出されることを意味する。
(ⅰ)2回の試行でA、Bがそろっている確率は( ア )/( イ )である。
( ア )/( イ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問24(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
(1)箱の中に[A]、[B]のカードが1枚ずつ全部で2枚入っている場合を考える。
以下では、2以上の自然数nに対し、n回の試行でA、Bがそろっているとは、n回の試行で[A]、[B]のそれぞれが少なくとも1回は取り出されることを意味する。
(ⅰ)2回の試行でA、Bがそろっている確率は( ア )/( イ )である。
( ア )/( イ )にあてはまるものを1つ選べ。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、同じ条件で試行を繰り返す「反復試行」における確率を求める問題です。
特に、「A、Bがそろう」という条件は、「少なくともAとBが1回ずつ出る」と言い換えることができます。
このような「少なくとも~」という条件を含む問題では、余事象の確率を考えて全体から引く方法で計算します。
1回の試行でAのカードが出る確率は1/2、Bのカードが出る確率も1/2です。
「A、Bがそろっている」の余事象は、「A、Bがそろっていない」ことです。
これは、「2回ともAが出る」場合と「2回ともBが出る」場合のいずれかを指します。
「2回ともAが出る」確率は、(1/2)*(1/2)=1/4です。
「2回ともBが出る」確率も、(1/2)*(1/2)=1/4です。
よって、余事象が起こる確率は、この2つの確率を足して1/4+1/4=1/2となります。
求める確率は、全体の確率である1から余事象の確率を引けばよいので、
1-1/2=1/2と計算できます。
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