大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問17 (数学Ⅰ・数学A(第2問) 問3)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問17(数学Ⅰ・数学A(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

花子さんと太郎さんは、絶対値を含む関数のグラフを考えている。

(1)関数

y=(1/8)|x2+2x−8|+(1/8)(x2−6x)  ・・・・・①

のグラフを考える。

(ⅰ)2次不等式x2+2x−8<0の解は( アイ )<x<( ウ )である。

( アイ )<x<( ウ )のとき、x2+2x−8の値は負となるので、①は

y=−(1/8)(x2+2x−8)+(1/8)(x2−6x)=−x+1

と変形できる。
x≦( アイ )、( ウ )≦xのとき、①は

y=(1/8)(x2+2x−8)+(1/8)(x2−6x)=(1/4)x2−(1/2)x−1

と変形できる。

(ⅱ)2次関数

y=(1/4)x2−(1/2)x−1

のグラフの頂点の座標は([ エ ],[( オカ )/( キ )])である。

(ⅲ)①のグラフは( ク )である。

( ク )については、最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。なお、x軸とy軸は省略しているが、x軸は右方向、y軸は上方向がそれぞれ正の方向である。
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この過去問の解説 (1件)

01

解答 ク:(グラフを選択する問題につきここでは割愛)

 

解説

前問までの答えを整理すると、

アイ:−4 ウ:2 エ:1 オカ:−5 キ:4

となります。

 

選択するのは、

 −4<x<1  のとき y=−x+1

 x≦−4、1≦x のとき y=(1/4)(x−1)2+(−5/4)

のグラフです。

 

y=−x+1は右肩下がりの直線であり、

y=(1/4)(x−1)2+(−5/4)は下に凸な放物線です。

そのような条件を満たすグラフが答えとなります。

 

 

補足

以下はア〜キの解説です(前問の解説から引用)。

 

解答 アイ:−4 ウ:2

 

解説

2次不等式を解く問題です。

x2+2x−8<0

の左辺を因数分解して

(x+4)(x-2)<0

したがって

-4<x<2

 

よって答えは「アイ:−4 ウ:2」となります。

 

解答 エ:1 オカ:−5 キ:4

 

解説

2次関数の頂点を求める問題です。

平方完成を利用します。

y

=(1/4)x2−(1/2)x−1

=(1/4)(x2−2x)−1     (まず定数項以外をx2の係数でくくる)

=(1/4)(x2−2x+1)−(1/4)−(4/4)

         (変形しやすいように下線部を書き加え、ついでに通分する)

=(1/4)(x−1)2+(−5/4)

 

したがって、頂点の座標は(1,−5/4)とわかります。

 

よって答えは「エ:1 オカ:−5 キ:4」となります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

この選択肢が正解となります。

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