給水装置工事主任技術者 過去問
平成30年度(2018年)
問1 (公衆衛生概論 問1)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成30年度(2018年) 問1(公衆衛生概論 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

水道水に混入するおそれのある化学物質による汚染の原因に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか
  • フッ素は、地質、工場排水などに由来する。
  • 鉛管を使用していると、遊離炭酸の少ない水に鉛が溶出しやすい。
  • ヒ素は、地質、鉱山排水、工場排水などに由来する。
  • シアンは、メッキ工場、精錬所などの排水に由来する。

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答: 2 】

1、3、4 : 記述のとおりです。

2 : 誤りです。
鉛が腐食する(溶出する)要因として、硬度が低い、pH値が低い、または遊離炭酸の『多い』水などが挙げられます。

したがって、答えは【2】となります。

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02

問題文より不適切なものを選択とあります。

選択肢1. フッ素は、地質、工場排水などに由来する。

適当です。

選択肢2. 鉛管を使用していると、遊離炭酸の少ない水に鉛が溶出しやすい。

遊離酸素とは、水中に溶けた二酸化炭素の濃度で高いほどPHを低下させて鉄、銅、亜鉛などの金属の腐食や水槽のコンクリートを溶解させたりすることがあります。

PH値の低い水の方が腐食性が強いため、遊離炭素の多い水に鉛の成分が溶出しやすくなります。

(引用元:環境省様)

選択肢3. ヒ素は、地質、鉱山排水、工場排水などに由来する。

適当です。

選択肢4. シアンは、メッキ工場、精錬所などの排水に由来する。

適当です。

参考になった数2