給水装置工事主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
給水装置工事法 問16

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 給水装置工事法 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

配管工事の留意点に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 水路の上越し部、鳥居配管となっている箇所等、空気溜まりを生じるおそれがある場所にあっては空気弁を設置する。
  • 高水圧が生じる場所としては、配水管の位置に対し著しく低い場所にある給水装置などが挙げられるが、そのような場所には逆止弁を設置する。
  • 給水管は、将来の取替え、漏水修理等の維持管理を考慮して、できるだけ直線に配管する。
  • 地階又は2階以上に配管する場合は、修理や改造工事に備えて、各階ごとに止水栓を設置する。
  • 給水管の布設工事が1日で完了しない場合は、工事終了後必ずプラグ等で汚水やごみ等の侵入を防止する措置を講じておく。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は配管工事の留意点についての理解を問うものです。

それぞれの選択肢を検討してみましょう。

選択肢1. 水路の上越し部、鳥居配管となっている箇所等、空気溜まりを生じるおそれがある場所にあっては空気弁を設置する。

- 適切な指示です。

空気溜まりが生じる場所に空気弁を設置することは、効果的な配管の実施に重要です。

選択肢2. 高水圧が生じる場所としては、配水管の位置に対し著しく低い場所にある給水装置などが挙げられるが、そのような場所には逆止弁を設置する。

- 不適切な記述です。

高水圧が生じる場所では、逆止弁ではなく減圧弁の設置が通常行われます。

逆止弁は水の逆流を防ぐために使用されますが、水圧の調整には適していません。

選択肢3. 給水管は、将来の取替え、漏水修理等の維持管理を考慮して、できるだけ直線に配管する。

- 適切です。

直線配管はメンテナンスや修理が容易であり、効率的な配管設計の一環として重要です。

選択肢4. 地階又は2階以上に配管する場合は、修理や改造工事に備えて、各階ごとに止水栓を設置する。

- 適切です。

各階に止水栓を設置することで、必要な際に水の供給を止めることが容易になり、メンテナンスや修理が行いやすくなります。

選択肢5. 給水管の布設工事が1日で完了しない場合は、工事終了後必ずプラグ等で汚水やごみ等の侵入を防止する措置を講じておく。

- 適切です。

工事中の管内への汚染を防ぐためには、終了後に管口を適切に封鎖することが重要です。

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