給水装置工事主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
給水装置工事法 問18

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 給水装置工事法 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置の維持管理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 給水装置工事主任技術者は、需要者が水道水の供給を受ける水道事業者の配水管からの分岐以降水道メーターまでの間の維持管理方法に関して、必要の都度需要者に情報提供する。
  • 配水管からの分岐以降水道メーターまでの間で、水道事業者の負担で漏水修繕する範囲は、水道事業者ごとに定められている。
  • 水道メーターの下流側から末端給水用具までの間の維持管理は、すべて需要者の責任である。
  • 需要者は、給水装置の維持管理に関する知識を有していない場合が多いので、給水装置工事主任技術者は、需要者から給水装置の異常を告げられたときには、漏水の見つけ方や漏水の予防方法などの情報を提供する。
  • 指定給水装置工事事業者は、末端給水装置から供給された水道水の水質に関して異常があった場合には、まず給水用具等に異常がないか確認した後に水道事業者に報告しなければならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は給水装置の維持管理に関する知識を試すものです。

それぞれの選択肢を検討しましょう。

選択肢1. 給水装置工事主任技術者は、需要者が水道水の供給を受ける水道事業者の配水管からの分岐以降水道メーターまでの間の維持管理方法に関して、必要の都度需要者に情報提供する。

- 適切です。

給水装置工事主任技術者は、水道メーターまでの範囲における維持管理について需要者にアドバイスを提供することが期待されます。

選択肢2. 配水管からの分岐以降水道メーターまでの間で、水道事業者の負担で漏水修繕する範囲は、水道事業者ごとに定められている。

- 適切です。

漏水修繕の責任範囲は水道事業者によって異なることがあります。

選択肢3. 水道メーターの下流側から末端給水用具までの間の維持管理は、すべて需要者の責任である。

- 正しい記述です。

水道メーターの下流側の維持管理は通常、需要者が担当します。

選択肢4. 需要者は、給水装置の維持管理に関する知識を有していない場合が多いので、給水装置工事主任技術者は、需要者から給水装置の異常を告げられたときには、漏水の見つけ方や漏水の予防方法などの情報を提供する。

- 適切な指示です。

給水装置工事主任技術者は、需要者が給水装置の異常を理解し対処するのを支援する役割を持っています。

選択肢5. 指定給水装置工事事業者は、末端給水装置から供給された水道水の水質に関して異常があった場合には、まず給水用具等に異常がないか確認した後に水道事業者に報告しなければならない。

- 不適切です。

水道水の水質に関する問題は、まず水道事業者に報告されるべきです。

給水用具の異常が原因である可能性がある場合も、水質の問題は事業者が調査し解決する必要があります。

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