看護師の過去問
第103回
午後 問144

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問題

看護師国家試験 第103回 午後 問144 (訂正依頼・報告はこちら)

思春期に特徴的にみられるのはどれか。
  • 愛着行動
  • 分離不安
  • 自己同一性の確立
  • 基本的信頼関係の確立

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この過去問の解説 (3件)

01

1.×
 愛着行動は、生後6ヶ月頃から2歳頃までに現れます。主に養育者(母親が多い)に対し、微笑んだり、後追いをしたりすることで愛着形成が行われます。

2.×
 分離不安も幼少期に起こります。

3.○
 自己同一性(アイデンティティ)の確立は、エリクソンが青年期の発達課題としています。

4.×
 基本的信頼関係の確立も、幼少期の課題としてエリクソンが提唱しています。

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02

1.✖
愛着行動は生後6~7か月頃から、母親の姿を探す・顔をみて微笑む・喃語を話すようになるなどの様子をいいます。

2.✖
分離不安は生後6~7か月頃から母親がそばを離れると、不安から泣いたり探し求めたりすることをいいます。

3.〇
エリクソンが青年期の発達課題(人生を8段階にわけ個々の段階で発達課題を提唱)にしています。
自分がどの様な人間かを自分自身で認識する事を自己同一性の確立(アイデンティティの確立)といいます。

4.✖
エリクソンが乳児期の発達課題にしています。

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03

愛着行動や分離不安、基本的信頼関係の確立は乳幼児期に関係します。

愛着行動は母親との関わりで形成されるもので、分離不安も母親と離れることで乳幼児が不安になり泣くなどの行動を意味します。

信頼関係の確立も乳児期の発達課題となり、設問に対する思春期の特徴としての回答は3.の自己同一性の確立となります。

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