看護師の過去問
第103回
午後 問150

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問題

看護師国家試験 第103回 午後 問150 (訂正依頼・報告はこちら)

白血球について正しいのはどれか。
  • 酸素を運搬する。
  • 貪食作用がある。
  • 骨髄で破壊される。
  • 血液1μl中に10万~20万個含まれる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.✖
酸素の運搬はヘモグロビンと結合した赤血球がおこないます。白血球は生体防御に関与しています。

2.〇
白血球は、顆粒球(好中球・好酸球・好塩基球)、単球・リンパ球にわけられ、貪食作用があります。

3.✖
白血球は骨髄内の造血幹細胞から産生され、分化・増殖・成熟の家庭を経て血液中に放出され、主に脾臓で破壊されます。白血球のうち好中球は血管壁から組織内へ遊出し、消滅します。
 
4.✖
白血球の基準値は3.500~8500/㎕(通常1㎕の抹消静脈血中の数で表現します。)

参考になった数2

02

酸素を運搬するのは赤血球のヘモグロビンの働きになります。白血球の働きとしては免疫に関係し、白血球の種類のなかのマクロファージや好中球には貪食作用があるのでこの設問では2.が正しいといえます。

なお、白血球は働きを終えると脾臓で破壊され、血液中では4500~9000個程度が基準になります。

参考になった数1

03

1.×
 酸素を運搬するのは、ヘモグロビンと結合した赤血球の働きです。

2.○
 白血球には貪食(どんしょく)作用があります。
 体内の細胞が、不要なものを取り込み、消化し、分解することをいいます。

3.×
 骨髄ではなく、脾臓で壊されます。

4.×
 白血球の基準値は、3300~9000/μlです。

参考になった数0