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看護師の過去問 第103回 午後 問227

問題

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次の文を読み、問いに答えよ。

Aさん(17歳、女子、高校生)は、3か月前から月経初日に腹痛や腰痛が生じて、学校を休むようになったため婦人科を受診した。Aさんの月経周期は26~34日、持続日数は4~6日である。Aさんはコーヒーを毎朝1杯飲んでおり、運動習慣はない。Aさんは身長162cm、体重55kgであり、既往歴に特記すべきことはない。

Aさんの月経のアセスメントで適切なのはどれか。
   1 .
月経前症候群(premenstrual syndrome)
   2 .
月経困難症(dysmenorrhea)
   3 .
希発月経
   4 .
過多月経
( 看護師国家試験 第103回 午後 問227 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は、2です。

1  月経前症候群は、月経前3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失します。Aさんの場合、月経後から症状が出現しているので、該当しません。

2  月経困難症は、月経期間中に、月経に随伴して起こる月経痛や、頭痛、嘔吐、下痢や気分変動などの症状です。Aさんの場合、月経初日に腹痛や腰痛が生じているため、該当します。

3  希発月経は、月経周期が39日以上の月経をいいます。

4 過多月経は、月経の出血量が異常に多いものをいいます。

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0
正解は2です。

1:月経前症候群(PMS)は、月経前に数日間続く精神的あるいは身体的症状のことで、月経前に毎月現れ、月経開始後に和らぐことが特徴的です。女性ホルモンの低下だけでなく、多くの要因から起こるといわれています。Aさんは月経初日に症状が現れているため、これには当てはまりません。

2:月経困難症とは、日常生活に支障をきたすほどの生理痛のことです。月経の開始に伴い身体症状が現れ、月経終了後に症状が軽快または消失します。Aさんの状態はこれに当てはまります。
月経困難症は2つに大別でき、器質性月経困難症(子宮や卵巣に何らかの病気が隠れているもの)と機能性月経困難症(病気の要因はなく、体質や心理的なストレスなどが原因で起こる)があります。

3:希発月経とは、月経周期が39日以上の月経のことです。前問題で、Aさんの月経周期は33日であったため、当てはまりません。

4:過多月経とは、月経血量が異常に多い状態です。前問題で、Aさんは「月経時は普通サイズのパットで対応しており、凝血塊が混じることはない」とあるため、過多月経は考えにくいです。

0
正解は 2 です


1:月経前症候群とは「PMS」や「月経前緊張症」とも呼ばれ、生理開始の1〜2週前ほど前に発生する不快症状です。
具体的にはイライラ、気分の落ち込み、焦燥感、腹痛、眠気、頭痛など。
Aさんが訴えている腹痛は月経初日に起こっているので、この病態には該当しません。


2:月経困難症はいわゆる生理痛のことで、月経の最中に起こる不快症状のことです。
今回の症状はこれに該当します。


3:希発月経とは生理周期が39日以上の日数でめぐることで、今回のAさんは26~34日周期のため該当しません。


4:過多月経とは経血の量が極端に多かったり、経血に凝固血液が混ざったり、そのせいで貧血が酷くなることに関する疾患です。
今回の設問では特に経血の量については触れられていませんし、1問前の設問で「通常サイズのパッドで対応している」とあったため、該当しません。

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