看護師の過去問
第104回
午後 問196

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問題

看護師国家試験 第104回 午後 問196 (訂正依頼・報告はこちら)

自己管理を行う上で自己効力感を高める支援として最も適切なのはどれか。
  • 自己管理の目標はできるだけ高くする。
  • 必要な知識をできるだけ多く提供する。
  • 自己管理の方法で不適切な点はそのたびに指摘する。
  • 自己管理で改善できた点が少しでもあればそれを評価する。
  • 対象者が自己管理できない理由を話したときは話題を変える。

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この過去問の解説 (3件)

01

自己管理の目標を高くすると目標をなかなか達成できず自己効力感は低下する可能性があります。患者に合わせた目標を設定します。1は誤りです。

必要な知識はできるだけ多くではなく、患者に合わせた量を提供します。2は誤りです。

不適切な点はそのたびに指摘すると、自己効力感は低下します。3は誤りです。

自己管理で改善できた点が少しでもあれば、評価することで自己効力感は上昇します。正解は 4 です。

対象者が自己管理できない理由を話したときは話題を変えず、まずは思いを傾聴します。5は誤りです。

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02

正解:4 . 自己管理で改善できた点が少しでもあればそれを評価する。

解説:
まずは患者の思いを傾聴し、受容したうえでどうすれば改善できるかを一緒に考え、達成可能な目標を立てます。少しでも改善がみられればそれを認め、評価します。できないところばかりを指摘されると意欲が低下してしまいます。

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03

正解は4です。

1.自己管理の目標は、患者にとって実現可能なものにします。

2.情報の提供は重要ですが、必要以上の知識を提供する必要はありません。
患者に合った量、内容を提供をします。

3.不適切な点を指摘することは必要ですが、その都度指摘することは自己効力感を低下させることにつながります。

4.小さなことであっても、肯定的な評価は自己効力感を高めることにつながります。

5.自己管理をできない理由を話している時は、話題を変えるのでなく、まずは傾聴します。

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