看護師の過去問
第105回
午前 問14

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問題

看護師国家試験 第105回 午前 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

徐脈性の不整脈(arrhythmia)で起こりやすいのはどれか。
  • 失語
  • 失行
  • 失神
  • 失明

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1)×
失語:脳の言語中枢が損傷することで起こり、会話、聞く、読む、書くなどの言葉を操ること全般が困難になります。

2)×
失行:運動障害がなく、言われたことを理解しているにもかかわらず、日常生活で普段行っている動作ができなくなることです。

3)○
徐脈性不整脈は、心拍数が低下(60回/分以下)する疾患で、洞不全症候群や房室ブロックなどを指します。
症状として徐脈による失神があり、脳への血流が途絶えることで起こります。
これをアダムス・ストークス症候群といいます。

4)×
失明:視力を失うことで、原因の第一位は糖尿病性網膜症です。

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02

正解は3です。

1.(✕)失語:言葉をあやつる言語中枢や中枢側の神経線維間の連絡が障害されると、言葉を話したり、理解したりすることができなくなります。

2.(✕)失行:学習された行動や動作が正しく行えない状態のことです。

3.(〇)失神:徐脈による心拍出量低下から失神発作を引き起こすことがあります。

4.(✕)失明:原因で多いのは、緑内障、糖尿病性網膜症によるものです。

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03

徐脈性不整脈とは心拍数が遅くなる不整脈のことです。突然脈拍が遅くなり、心停止をおこすものと、日常的に脈が遅いものとに分けられます。
徐脈性不整脈の症状としては、失神発作があります。脳への血液供給が不足して、めまいや失神がおこります(迷走神経反射ともいわれています)。

失語:脳の言語中枢に障害がおこることで生じます。
失行:認知症でおこります。
   麻痺などの運動障害でなく、動作・行為ができないことや順序がバラバラであることをいいます。
失明:網膜剥離や緑内障でおこります。

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