看護師の過去問
第105回
午後 問177

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問題

看護師国家試験 第105回 午後 問177 (訂正依頼・報告はこちら)

Aさん(40歳、男性)は、5年前に勤めていた会社が倒産し再就職ができず、うつ病(depression)になった。その後、治療を受けて回復してきたため、一般企業への再就職を希望している。
Aさんが就労を目指して利用できる社会資源はどれか。
  • 就労移行支援
  • 就労継続支援A型
  • 就労継続支援B型
  • 自立訓練〈生活訓練〉

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

2と3は通常の事業所に雇用されることが困難な人が対象のためAさんは対象外です。
4.自律訓練は障害者のADLの訓練を行う支援です。

参考になった数2

02

正解は、1です。
○1 .就労移行支援
…就労移行支援とは、一般企業への就職を目指す65歳未満の障碍者を対象に、原則2年間、就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートを行います。
病院のデイケアや生活支援と併用可能です。
×2 .就労継続支援A型
…就労継続支援は、現時点で一般企業への就職が不安もしくは困難な障碍者に働く場を提供するサービスです。
A型は雇用契約が発生し、65歳未満の障碍者が対象です。
利用期間に制限はありません。
×3 .就労継続支援B型
…B型は雇用契約が発生しない就労継続支援で、年齢も利用期間も制限はありません。
×4 .自立訓練〈生活訓練〉
…自立した日常生活や社会生活が送れるように訓練や助言などの支援を行うもので、就労を目指して利用するものではありません。

参考になった数0

03

1 .○ 就労移行支援
一般企業への就職が可能と見込まれ、就労を希望する障害者に対して一般企業への就職を支援します。

2 .× 就労継続支援A型
一般企業への就労が困難な障害者が対象です。
事業者と障害者が雇用契約を結びます。
Aさんの場合、一度一般企業で働いており、再就職を希望されているため不適切です。

3 .× 就労継続支援B型
上記A型での就労が困難な障害者が対象です。

4 .× 自立訓練〈生活訓練〉
障害者のADLの訓練を行う支援です。

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