看護師の過去問
第106回
午前 問16

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問題

看護師国家試験 第106回 午前 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

目的とする効果が安定して発現するまでに最も時間がかかる薬はどれか。
  • 睡眠薬
  • 鎮痛薬
  • 抗うつ薬
  • 抗血栓薬

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。


1 . 睡眠薬、2 . 鎮痛薬 、4 . 抗血栓薬は比較的早いです。


3 . 抗うつ薬は服用してから2-3週間後に効果が出始め、効くまでに1ヶ月近くかかります。


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02

正解:3
1、睡眠薬にはその作用時間の違いから、超短時間型、短時間型、中時間型、長時間型に分けられます。目的とする効果は1時間前後で発現します。

2、鎮痛薬は15分~1時間以内で、効果が発現します。

3、抗うつ薬は効果が発現するまで1~3週間かかります。合う薬が見つかるまで数ヶ月かかる場合も時々あります。

4、抗凝固剤であるワーファリンは、経口投与後の抗凝固効果は通常12~24時間後に発現します。
抗血小板薬であるアスピリンやシロスタゾールは通常3~4時間で効果が発現します。

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03

正解は3です。
抗うつ薬には、神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリン)の分泌を促進する作用がありますが、すぐに効果は表れません。
抗うつ剤の効果が表れるのは、服用を始めてから2~3週間後であり、1~2カ月間ほど経過観察し、効果の有無を判断するのが一般的です。

1.睡眠薬:超短時間型から長時間型まであり、効果発現時間は1時間~5時間後、持続時間は2~24時間以上まで幅広いです。
2.鎮痛薬:非オピオイドのアセトアミノフェンやイブプロフェンだと1時間以内に効果が発現します。
4.抗血栓薬:抗血小板薬のアスピリンやシロスタゾールの効果は服用後3~4時間、抗凝固薬として代表的なワーファリンの抗凝固効果は通常、服用後12~24 時間目に発現します。

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