正答:2(黄体形成ホルモン)
解説:第二次性徴とは思春期になって現れる、性器以外の身体各部分にみられる男女の特徴のことです。
〔視床下部〕GnRH
(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)
↓ 分泌促進
〔下垂体前葉〕
ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)からLH(黄体形成ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)が産出
↓ ↓
男:精巣から 女:卵巣から
アンドロゲン エストロゲン(卵胞ホルモン)
が分泌され、第二次性徴をもたらします。
男:精巣の間質細胞から男性ホルモン(アンドロゲン)が分泌され、変声、骨格と筋肉の成長や体毛が濃くなります。また下垂体からでる、精子形成促進ホルモンにより精子が作られます。
女:エストロゲンにより乳房や腰に脂肪がつき、子宮、膣の肥大が起こります。また月経が始まります。
性周期にはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が関与しています。
1.ADH(抗利尿ホルモン、バソプレッシン):下垂体後葉から分泌されます。腎臓での水の再吸収を増加させ、利尿を妨げる働きをします。また血管を収縮させて、血圧を上昇させる効果もあります。
3.PTH(副甲状腺ホルモン、パラソルモン):ビタミンDとカルシトニンととも、に血液中のカルシウム濃度を一定に保つよう、カルシウムの代謝を調整しています。
4.TSH(甲状腺刺激ホルモン):下垂体前葉から分泌され、新陳代謝を調節する甲状腺ホルモンを分泌刺激します。