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看護師の過去問 第109回 午後 問172

問題

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散瞳薬を用いて眼底検査を受ける成人患者への対応で適切なのはどれか。
   1 .
検査中は室内を明るくする。
   2 .
散瞳薬の点眼は検査直前に行う。
   3 .
検査前に緑内障( glaucoma )の有無を確認する。
   4 .
検査後 1 時間で自動車の運転が可能になると説明する。
( 看護師国家試験 第109回 午後 問172 )
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この過去問の解説 (3件)

1
散瞳薬を用いて眼底検査を受ける成人患者への対応で適切なのはどれか。

1 .検査中は室内を暗くする必要があるため、×。

2 .散瞳薬は点眼して30分くらいで散瞳するので×。

3 .散瞳薬は緑内障が悪化するリスクがあるため、〇。

4 .散瞳は4~6時間ほど続くので車の運転は危険であることを説明する必要があるため、×。

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0
正解3.検査前に緑内障の有無を確認する。



眼底検査

眼底カメラなどで、眼底の血管や網膜・視神経などを確認する検査です。
眼底出血・網膜剥離・視神経炎・黄斑変性などの早期発見につながります。
目の奥に光を当てて眼底にある血管や神経を見るために、瞳孔を強制的に開いたままにする散瞳薬を使用します。
散瞳薬の副作用として緑内障発作の発症の可能性があります。検査前に既往症の確認を行い、検査後の症状に注意する必要があります。


1.眼底検査は、暗い部屋で片目ずつ光を当てて検査を行います。適切ではありません。


2.検査前に散瞳薬を点眼して準備を行いますが、散瞳するまでに20~30分程度時間を要します。
適切ではありません。


4.散瞳した瞳孔が元に戻るまで4~5時間かかります。見え方が十分回復してから、車の運転を行ってもらいます。

0
正解:3. 検査前に緑内障(glaucoma)の有無を確認する。

眼底検査は、眼底の血管や網膜、視神経などを観察する検査です。
通常、目に光を当てると反射的に瞳孔が収縮するため、検査の際には散瞳薬を使用して強制的に瞳孔を開いて行う必要があります。

緑内障には、開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障などがあります。閉塞隅角・狭隅角緑内障の場合、散瞳すると、隅角がブロックされ房水が流れていかなくなるため眼圧が上昇します。そのため、緑内障を悪化させる可能性があり注意が必要です。


1. →散瞳すると、焦点が合わず眩しさを感じやすいため、室内は暗くする必要があります。

2. →散瞳薬が十分に効き始めるまで、20〜30分おく必要があります。

4. →散瞳した瞳孔が元に戻るまで、3〜5時間程要するため、その間は車の運転は避けるように説明する必要があります。

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