問題
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平成30年( 2018年)の国民生活基礎調査で65歳以上の者のいる世帯の割合に最も近いのはどれか。
1 .
0.1
2 .
0.3
3 .
0.5
4 .
0.7
( 看護師国家試験 第110回 午前 問9 )
✕ 1.0.1
65歳以上の者のいる世帯が10%では、高齢化社会と呼べません。
✕ 2.0.3
65歳以上の者のいる世帯が30%を超えたのは、平成7年です。
◯ 3.0.5
平成30年の国民生活基礎調査では、65歳以上の者のいる世帯は全体の48.9%を占めています。約50%の世帯に、65歳以上の者がいることになります。この割合は増加傾向にあります。
✕ 4.0.7
65歳以上の者のいる世帯は、全体の70%まで届いていません。
「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」という言葉があります。全人口における65歳以上の人口の割合が7%以上を超えた社会を「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼びます。7の倍数で増えることがポイントです。日本では1995年に「高齢社会」を迎え、2010年に「超高齢社会」となりました。こちらも合わせて覚えておくと良いでしょう。
正解は3です。
平成30年の国民生活基礎調査の概況によれば、65歳以上の者のいる世帯は2,492万7千世帯と、全世帯(5,099万1千世帯)の48.9%を占めています。
1 .日本では少子高齢化の進展が指摘されており、0.1では高齢化とはいえず該当しません。
2 .0.3は平成16年前後の数値であり、その後も高齢者世帯は増加しています。
3 .およそ50%前後で推移しています。
4 .0.7は高すぎます。日本ではまだ計測されていない数値です。