看護師の過去問
第110回
午後 問169
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問題
看護師国家試験 第110回 午後 問169 (訂正依頼・報告はこちら)
認知症高齢者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。
- 説得するように話す。
- 作話があっても話を聞く。
- 一度に多くの情報を伝える。
- 同じ内容を繰り返している場合は会話を終了する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
認知症高齢者とのコミュニケーションの基本は、本人の世界を理解し尊重することです。
つじつまが合わなくても追及したり否定せず、受け入れる態度が大切です。
話を遮ったり説得したり、一度に多くの情報を伝えることは、理解できずに混乱や興奮する可能性があります。
どのような感情から出た発言なのかを考え、相手の気持ちに寄り添えるように傾聴や共感を意識して、相手のテンポに合わせることが大切です。
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02
正解: 2. 作話があっても話を聞く。
認知症高齢者の作話があっても否定せず、傾聴することが大切です。
認知症の方とのコミュニケーション技法の一つとしてバリデーションが活用されています。
バリデーションとは、言動や行動を意味のあることと捉え、共感し、受け入れることです。
1. →こちらの考えを押し付けたりせず、ご本人の言動を受け入れることが大切です。
3. →一度に多くの情報を伝えると混乱してしまうため、不適切です。
4. →同じ話を繰り返している場合でも強制的に会話を終了すると、信頼関係を損ねてしまいます。
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03
正解: 2 .作話があっても話を聞く。
認知症 → 忘れの自覚があれば不安が強い。本人にとっては真実。多くの情報は判断できない。
といったことが考えられるため、本人の負担にならないような対応が必要です。
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