看護師の過去問
第110回
午後 問171

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問題

看護師国家試験 第110回 午後 問171 (訂正依頼・報告はこちら)

Aさん( 73歳、女性)は、既往歴はなく自立した生活を送っていた。最近、尿意を我慢できず尿失禁することがあり、夜間の排尿回数も増えたため、病院を受診した。その結果、過活動膀胱( overactive bladder )と診断された。
Aさんへの看護師の指導内容で適切なのはどれか。
  • 腹筋を鍛える。
  • 膀胱訓練を行う。
  • 水分摂取を控える。
  • 尿意を感じたらすぐトイレに行く。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解: 2. 膀胱訓練を行う。

過活動膀胱は、尿が十分に溜まっていなくても、自分の意思とは関係なく膀胱が収縮してしまう状態です。

原因は、①神経因性、②骨盤底筋の低下などがあります。 

治療は、①薬物療法、②膀胱訓練(尿意を我慢する時間を少しずつ伸ばす)や骨盤底筋運動があります。

1. →腹筋ではなく、骨盤底筋を鍛えることが望ましいです。

3. →水分摂取を控える必要はありません。

4. →尿意を感じたら我慢する時間を少しずつ増やし、膀胱が尿を溜められるように膀胱訓練が必要です。

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02

正解はです。

1.過活動膀胱の行動療法では、骨盤底筋訓練を行います。

3.利尿作用のある飲料や過剰な水分摂取は控えます適切な水分量は摂取する必要があります

4.過活動膀胱の行動療法では、膀胱訓練(排尿を我慢する訓練)を行います。

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03

正解:2 .膀胱訓練を行う。

→膀胱が尿を貯められるように、少しずつ訓練していきます。


1 .腹筋を鍛える。

→ 骨盤底筋体操が適切です。

3 .水分摂取を控える。

→脱水のリスクがあります。

4 .尿意を感じたらすぐトイレに行く。

→我慢する事や、骨盤底筋体操等が必要です。

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