看護師の過去問
第110回
午後 問192

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問題

看護師国家試験 第110回 午後 問192 (訂正依頼・報告はこちら)

国際機関と事業内容の組合せで正しいのはどれか。
  • 国際労働機関<ILO> ――――― 難民の帰還支援
  • 世界保健機関<WHO> ―――― 保健分野における研究の促進
  • 国連人口基金<UNFPA> ――― 平和維持活動
  • 国連世界食糧計画<WFP> ―― 二国間の国際保健医療協力

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この過去問の解説 (3件)

01

正解はです。

世界保健機関(WHO)は、すべての人々の健康を増進し保護するため、互いに他の国々と協力する目的で設立された機関です。

活動分野に、保健分野における研究の促進・指導があります。

1.国際労働機関(ILO)は、仕事の創出、社会的保護の拡充、社会対話の促進、労働者の権利を守ることを主な目標として活動しています。

難民の帰還支援を行っているのは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)です。紛争や迫害等により故郷を追われた人々を国際的に保護・支援し、難民問題の解決へ向けた活動を行っています。

3.国連人口基金(UNFPA)は、すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、全ての若者の可能性が満たされるために活動する国連機関です。

平和維持活動は、UN PKO又は単にPKO(国連平和維持活動)といわれ、国連が紛争地域の平和の維持を図る手段として行うものです。

4.国連世界食糧計画(WFP)は、紛争や自然災害などの緊急時に食料支援を届けるとともに、途上国の地域社会と協力して栄養状態の改善と強い社会づくりのための活動機関です。

二国間援助は、政府が開発途上国に行う資金や技術の協力を行う政府開発援助(ODA)に含まれます。

国際保健医療協力を行っているのは、NCGM(国際医療協力局)です。JICAやWHOなどと連携しながら、開発途上国の医療や保健衛生の向上を図るためにさまざまな支援を行っています。

JICA(国際協力機構)にも保健医療事業があります。

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02

正解 2 .世界保健機関<WHO> ――― 保健分野における研究の促進


国際労働機関<ILO> ――― 労働問題に取り組む国際機関

難民の帰還支援 <UNHCR> ――― 国連難民高等弁務官事務所

国連人口基金<UNFPA> ――― 開発途上国、経済移行国に人口関係の支援

国連<PKO> ――― 平和維持活動

国連世界食糧計画<WFP> ――― 食糧援助や被災国への緊急支援

国際協力機構<JICA> ――― 二国間の国際保健医療協力

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03

正解は2です。

1 .国際労働機関<ILO>は、主に基本的人権の確立や労働条件の改善など、生活水準の向上の推進を目的として活動しています。難民の帰還支援は国連難民高等弁務官事務所<UNHCR>の活動になります。

2 .世界保健機関<WHO>は、人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された機関です。

3 .国連人口基金<UNFPA>は、国連内での人口分野における中心的役割を果たす機関です。主に妊産婦の健康の改善を目的としています。

4 .国連世界食糧計画<WFP>は、飢餓と貧困の撲滅を目的として活動している国連の食糧支援機関です。

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