看護師の過去問
第110回
午後 問191

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師国家試験 第110回 午後 問191 (訂正依頼・報告はこちら)

災害時のトリアージで正しいのはどれか。
  • トリアージタッグは衣服に装着する。
  • 治療優先度の高さはトリアージ区分のⅠ、Ⅱ、Ⅲの順である。
  • トリアージの判定は患者の到着時および到着後30分の2回行う。
  • 最優先に治療を必要とする者には、黄色のトリアージタッグを装着する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解はです。

Ⅰ(赤):緊急治療の適応あり(緊急

Ⅱ(黄):治療の必要はあるが待機可能(準緊急

Ⅲ(緑):入院治療の必要性はない軽症者(待機

0(黒):治療の適応なし(死亡

1.基本的には右手首に装着します。

  服や靴など、外せてしまう場所に装着してはいけません

  けがをしていたり欠損している場合は、別の場所に装着します。優先順位は①右手首②左手首③右足首④左足首⑤首です。

3.回数に制限はありません。

  トリアージは繰り返し行い再評価する必要があります。刻々と変化する状況を把握することが重要です。

  判定は1人の傷病者に対して30秒以内に行います。

4.最優先に治療を必要する場合は、赤色のトリアージタッグを装着します。

参考になった数0

02

正解: 2 .治療優先度の高さはトリアージ区分のⅠ、Ⅱ、Ⅲの順である。

Ⅰ→赤 最優先治療

Ⅱ→黄 準緊急性治療

Ⅲ→緑 軽傷

0→黒 死亡

判定の基準は調べると出てきます。


1 .トリアージタッグは衣服に装着する。

→原則右手首。右手首がなければ左手首。上肢なければ足。四肢がなければ首に付けます。

3 .トリアージの判定は患者の到着時および到着後30分の2回行う。

→回数制限はありません。判定は30秒以内に行います。

4 .最優先に治療を必要とする者には、黄色のトリアージタッグを装着する。

上記のとおりです。信号と同じ色で分かりやすいです。

参考になった数0

03

正解は2です。

トリアージとは大事故や災害などで、同時に多数の患者が出た時に、手当ての緊急度に従って優先順位をつけることです。

1.トリアージタッグは原則として、右手首に装着されることになっています。

2. 治療度の優先度はⅠ(赤)→Ⅱ(黄)→Ⅲ(緑)となり、0(黒)は死亡もしくは回復の見込みのない状態となります。

3.トリアージは30秒程度で1人の割合で傷病者を判定します。

4.最も重症で生命に関わる状態は赤色のトリアージタッグを装着します。 

参考になった数0