看護師 過去問
第114回
問235 (午後 問115)
問題文
次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん(65歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。友人の死去後、食事量が減り、1か月前から気分の落ち込みが強くなった。夫が積極的に散歩に誘っても、Aさんは「体がだるい」「何をしても意味がない」と話し、寝つきも悪くなり、日中ほとんどの時間を臥床して過ごすようになった。心配した夫に連れられて精神科外来を受診したところ、うつ病(depression)と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬<SSRI>と不眠時の睡眠薬が処方された。夫から精神科外来の看護師に「日常生活で気を付けることはありますか」と質問があった。
Aさんと夫に看護師が説明する内容で適切なのはどれか。
Aさん(65歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。友人の死去後、食事量が減り、1か月前から気分の落ち込みが強くなった。夫が積極的に散歩に誘っても、Aさんは「体がだるい」「何をしても意味がない」と話し、寝つきも悪くなり、日中ほとんどの時間を臥床して過ごすようになった。心配した夫に連れられて精神科外来を受診したところ、うつ病(depression)と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬<SSRI>と不眠時の睡眠薬が処方された。夫から精神科外来の看護師に「日常生活で気を付けることはありますか」と質問があった。
Aさんと夫に看護師が説明する内容で適切なのはどれか。
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問題
看護師試験 第114回 問235(午後 問115) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん(65歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。友人の死去後、食事量が減り、1か月前から気分の落ち込みが強くなった。夫が積極的に散歩に誘っても、Aさんは「体がだるい」「何をしても意味がない」と話し、寝つきも悪くなり、日中ほとんどの時間を臥床して過ごすようになった。心配した夫に連れられて精神科外来を受診したところ、うつ病(depression)と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬<SSRI>と不眠時の睡眠薬が処方された。夫から精神科外来の看護師に「日常生活で気を付けることはありますか」と質問があった。
Aさんと夫に看護師が説明する内容で適切なのはどれか。
Aさん(65歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。友人の死去後、食事量が減り、1か月前から気分の落ち込みが強くなった。夫が積極的に散歩に誘っても、Aさんは「体がだるい」「何をしても意味がない」と話し、寝つきも悪くなり、日中ほとんどの時間を臥床して過ごすようになった。心配した夫に連れられて精神科外来を受診したところ、うつ病(depression)と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬<SSRI>と不眠時の睡眠薬が処方された。夫から精神科外来の看護師に「日常生活で気を付けることはありますか」と質問があった。
Aさんと夫に看護師が説明する内容で適切なのはどれか。
- 「毎朝運動をする習慣を作りましょう」
- 「食欲がないときは食事の回数を減らしましょう」
- 「薬の飲み始めは吐き気や下痢に注意してください」
- 「眠れないときは睡眠薬を早朝に飲んで構いません」
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この過去問の解説 (1件)
01
正しい選択肢:薬の飲み始めは吐き気や下痢に注意してください
SSRIを飲み始めた最初の1~2週間は、胃がむかむかしたり下痢が出たりすることがあります。
多くは自然におさまりますが、症状が強いときは受診や電話連絡が必要になります。
まずはこの副作用を知っておくことが大切です。
軽い散歩は気分転換になりますが、今は倦怠感が強い時期です。
毎朝必ず行うと決めると負担になり、逆に気持ちが沈むこともあるため急がず様子を見ながら進めます。
栄養が不足すると回復が遅れます。
量を調整しながら、回数は減らさずに消化のよい物をこまめに取るほうが望ましいです。
SSRIによくある初期の副作用で、経過を知って対処法を教えることは重要です。
これが適切な説明になります。
睡眠薬は就寝前に飲む薬です。
早朝に飲むと日中の眠気や転倒の危険があるため不適切です。
SSRIの初期副作用に注意し、症状が強い場合は早めに相談しましょう。
食事・運動は無理をせず、体調に合わせて少しずつ整え、睡眠薬は決められた時間に服用し、自己判断で時間を変えません。
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