問題
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次の対話は、訴訟費用に関する教授と学生の対話である。教授の質問に対する次のアからオまでの学生の解答のうち、正しいものの組合せはどれか。
教授: 裁判所は、当事者の申立てがない場合であっても、事件を完結する裁判において、訴訟費用の負担の裁判をしなければなりませんか。
学生:ア 裁判所は、当事者の申立てがない場合には、訴訟費用の負担の裁判をする必要はありません。
教授: 民事訴訟法上、訴訟費用の負担の原則については、どのように定められていますか。
学生:イ 訴訟費用は敗訴の当事者の負担とすると定められています。
教授: それでは、原告の請求のうち一部は認容されたが、一部は棄却された場合に、訴訟費用の全部を被告に負担させることはできますか。
学生:ウ その訴訟における具体的な事情にかかわらず、一部しか敗訴していない被告に、訴訟費用の全部を負担させることはできません。
教授: 次に、当事者が裁判所において和解をした場合において、訴訟費用の負担について特別の定めをしなかったときは、訴訟費用の負担はどうなりますか。
学生:エ この場合の訴訟費用は、当事者の各自が負担することになります。
教授: 最後に、当事者は、裁判所がした訴訟費用の負担の裁判に対して、独立して不服を申し立てることはできますか。
学生:オ 訴訟費用の負担の裁判に不服がある者は、その裁判について即時抗告をすることができます。
教授: 裁判所は、当事者の申立てがない場合であっても、事件を完結する裁判において、訴訟費用の負担の裁判をしなければなりませんか。
学生:ア 裁判所は、当事者の申立てがない場合には、訴訟費用の負担の裁判をする必要はありません。
教授: 民事訴訟法上、訴訟費用の負担の原則については、どのように定められていますか。
学生:イ 訴訟費用は敗訴の当事者の負担とすると定められています。
教授: それでは、原告の請求のうち一部は認容されたが、一部は棄却された場合に、訴訟費用の全部を被告に負担させることはできますか。
学生:ウ その訴訟における具体的な事情にかかわらず、一部しか敗訴していない被告に、訴訟費用の全部を負担させることはできません。
教授: 次に、当事者が裁判所において和解をした場合において、訴訟費用の負担について特別の定めをしなかったときは、訴訟費用の負担はどうなりますか。
学生:エ この場合の訴訟費用は、当事者の各自が負担することになります。
教授: 最後に、当事者は、裁判所がした訴訟費用の負担の裁判に対して、独立して不服を申し立てることはできますか。
学生:オ 訴訟費用の負担の裁判に不服がある者は、その裁判について即時抗告をすることができます。
1 .
アウ
2 .
アオ
3 .
イウ
4 .
イエ
5 .
エオ
( 令和5年度 司法書士試験 午後の部 問3 )