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公認心理師の過去問 第2回(2019年) 午前 問4

問題

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普通教育に適する子どもとそうでない子どもを見分けるための検査法を最初に開発した人物は誰か、正しいものを1つ選べ。
   1 .
A. Binet
   2 .
D. Wechsler
   3 .
E. Kraepelin
   4 .
F. Galton
   5 .
J. Piaget
( 公認心理師試験 第2回(2019年) 午前 問4 )
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この過去問の解説 (3件)

95
問題文から、児童のスクリーニングを目的とした検査法について問われていることが分かりますので、正解は1になります。

1:ビネーは1905年、通常学級での学習が困難な子どもの処遇を検討すべく、ビネー式知能検査を開発しました。この検査は、その後、ターマンによって実用化されました。

2:ウェクスラーが開発したウェクスラー式知能検査は、知的能力ごとの診断を目的とした検査で、診断的知能検査と呼ばれています(cf:ビネー式知能検査は概観的知能検査と呼ばれています)。

3:クレペリンは、連続加算法を用いて精神作業の研究を行いました。そして、それを内田勇三郎が検査として改良したものが、内田クレペリン精神作業検査です。

4:ゴールトンは、優生学を提唱し、人間の能力は遺伝することを実証的に示そうとしました。

5:ピアジェは、子どもの世界の捉え方・認知や思考の仕方に注目し、感覚運動期・前操作期・具体的操作期・形式的操作期からなる、認知発達論を唱えました。

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44

正解は1です。

1.→A.Binetは、1905年に、普通教育に適する子どもとそうでない子どもを見分けるための検査として、知能を客観的に測定するために、「ビネー式知能検査」を考案しました。よって、1は正しいです。

2.→D.Wechslerは、1938年に、言語性IQと動作性IQという測定概念を用いて、個人内差の測定を試みた「ウェクスラー式知能検査」を考案しました。よって、2は誤りです。

3.→E. Kraepelinは、計算能力や集中力、注意力などを測るための検査を作成しました。普通教育に適する子どもとそうでない子どもを見分けるための検査ではないため、3は誤りです。

4.→F. Galtonは、進化論の影響を受け、優生学を提唱しました。優れた才能は遺伝すると結論づけた人です。よって、4は誤りです。

5.→J. Piagetは、子どもを観察し、子どもの4つの発達段階を提唱しました。「感覚運動期」「前操作期」「具体的操作期」「形式的操作期」があります。よって、5は誤りです。

30

正解は1です。

普通教育に適する子どもとそうでない子どもを見分けるために最初に開発された検査法は、ビネー式知能検査になります。

誰が何をしたのかを押さえておきましょう。

各選択肢については、以下の通りです。

1→A.Binetは、ビネー式知能検査を開発した人物です。
よって選択肢は、正しいです。

2→D.Wechslerは、ウェクスラー式知能検査を開発した人物です。
よって選択肢は、誤りです。

3→E.Kraepelinは、精神医学の基礎を築いた人物です。
よって選択肢は、誤りです。

4→F.Galtonは、個人差の研究から、メンタル・テストを考案した人物です。
よって選択肢は、誤りです。

5→J.Piagetは、認知発達段階説を唱えた人物です。
よって選択肢は、誤りです。

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