問題 このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 文字サイズ 特大 うつ病にみられることが多い症状として、適切なものを2つ選べ。 1 . 心気妄想 2 . 迫害妄想 3 . 貧困妄想 4 . 妄想気分 5 . 世界没落体験 ( 公認心理師試験 第2回(2019年) 午前 問57 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ 次の問題へ
この過去問の解説 (2件) 84 【正解:1と3】 1:心気妄想とは、自身の健康を害したのではないかと言う妄想です。この心気妄想と罪業妄想、貧困妄想を合わせて、うつ病の三大妄想と呼びます。 2:迫害妄想は、他者から危害を加えられるのではないか、という妄想で、統合失調症に見られやすいとされています。 3:貧困妄想は、自分が経済的に破綻したのではないかという妄想です。仮に貯蓄があったとしても、この妄想が無くなることはないとされています。 4:妄想気分は、周りで何か異常なことが起きているのではないかという不安な気分のことで、統合失調症に見られやすいとされています。 5:世界没落体験とは、世界が終わってしまうといった妄想のことで、統合失調症に見られます。 参考になった この解説の修正を提案する 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 55 うつ病においても、ときに妄想を伴う場合があると言われており、代表的な妄想として「貧困妄想」「罪業妄想」「心気妄想」が挙げられます。いずれも自分は価値がない存在であるといった自尊心の低下が特徴であり、総称して「微小妄想」と呼ばれています。「貧困妄想」とは、お金がないと思い込む妄想であり、実際は起こっていないものの、多額の借金をした、お金が足りないなどと思い込むことを表します。「罪業妄想」とは、自分が罪を犯している罪深い存在であると思い込んでおり、世の中で起きた悪事は自分のせいである、些細なミスを重大な罪だとして逮捕されると思い込むことを表します。「心気妄想」とは、些細な身体の不調でも重大な病気に罹患していると思い込んでしまうことを表します。上記から正答は【1・3】の選択肢となります。なお、2迫害妄想(証拠がないのに、自分に危害が及んでいると確信している状態)4妄想気分(根拠がないのに、不気味さを感じ、不安や恐怖感を抱く状態)5世界没落体験(恐ろしい災いが切迫しており、この世が崩壊していく恐怖を抱く状態)は、統合失調症に見られる症状であると言われています。 参考になった この解説の修正を提案する 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。