問題
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14歳の女子A、中学2年生。Aは母子家庭で育ったが、小学6年生のときに実母が再婚し、現在は継父を含めた三人家族である。ある日、Aの顔色が悪いため、友人がAを保健室に連れて行った。養護教諭がAから話を聞いたところ、Aは「あの人(継父)が夜中に部屋に入ってきて身体を触り、抱きついてくるから、家に帰りたくない」と語った。同時に「他の先生や親には絶対に言わないでほしい」と訴えた。養護教諭は重大な問題であるとAを諭し、教頭と校長に伝え、学校から児童相談所に通告をした。すぐに児童福祉司が学校でAと面談し、虐待の可能性が強いと判断し、Aを一時保護した。
現時点での児童相談所の対応として、適切でないものを1つ選べ。
現時点での児童相談所の対応として、適切でないものを1つ選べ。
1 .
Aの了解を得て、産婦人科医の診察を受けてもらう。
2 .
児童福祉司が、継父の性的虐待を処罰するために告訴することを勧める。
3 .
児童心理司による面接や一時保護所での行動観察を通して、被害の影響について調査、評価を行う。
4 .
司法面接で用いられる面接技法のトレーニングを受けた職員が被害状況を確認するための面接を行う。
5 .
児童福祉司が両親に対して、一時保護の理由、これからの見通し、保護者に不服審査請求の権利があることなどについて説明する。
( 公認心理師試験 第2回(2019年) 午前 問72 )